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白兎神社ではいただけません
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はくとじんじゃ

白兎神社のお参りの記録(1回目)
鳥取県末恒駅

投稿日:2021年12月12日(日)
参拝:2021年11月吉日
2
鳥取への出張で取引先との待ち合わせにて道の駅「神話の里白うさぎ」を訪れました。 事前にここに白兎神社が隣接することは調べており、当然ながら待ち合わせ時間よりも少し早く到着し参拝いたしました。 白兎神社~御祭神は白兎神、因幡の白兎伝説の縁の神社です。 改めて「因幡の白兎伝説」を語れば~その昔、因幡という国に白い兎がおりました。兎はどうしても淤岐ノ島(おきのしま)から白兎海岸までの海上を渡りたく思いましたが、海を渡る術がありませんでした。そこで、近くの海にいた和邇(鮫)に、「私とあなたの一族ではどちらが数が多いか、私が頭を踏んで数えてあげましょう。その為にも向こう岸まで一列に並んで下さい。」と言って和邇を騙したのです。 しかし兎が和邇の背を飛び跳ね渡り終えようとした時に「あなた達は私に騙されたよ、私はうまく海を渡ることができたよ。」とネタばらしをしてしまいます。 騙されたことに激怒した一番端にいた和邇は、兎に噛みつき毛をすべてむしってしまいます。一方、出雲の国に大国主命という神様がいらっしゃいました。 その神様は大勢の兄弟があり、その中でもいちばん心のやさしい神様でした。兄弟の神様(八十神)たちは因幡の国に八上比売(やかみひめ)という美しい姫がいるという噂を聞き、みんなで会いに行き、あわよくば求婚しようと考えます。 大国主命は八十神の家来のように大きな袋を背負わされ、一番後からついていくことになりました。 途中、八十神たちは先ほどの皮を剥がれた兎に出会いますが、意地悪をし「海水を浴びて、風の当たる所で寝ていると、毛も生えそろうよ。」と言い嘘を教えます。けれども、兎がその通りにし、海の水が乾くと、余計に肌がさけて、血が滲み傷が酷くなってしまいます。 兎が痛みで泣いていると、そこに遅れてやってきた大国主命が通りかかります。気多之前にて兎に気がついた大国主命は、かわいそうに思って泣いている理由を聞きます。 そして「河口へいって、真水で体を洗い、それから岸辺に生えている蒲(ガマ)の穂の花粉を集めてそこに寝転がってごらん。」とその傷の治療法を教えます。 兎が大国主命が言った通りにすると、傷は治り真っ白な毛が生えてきて、もとの姿に戻ったのです。 兎は喜んで大国主命にお礼の代わりに言いました。「先程の、兄神たちは誰も八上比売に選んでもらえないでしょう。 八上比売はきっと、あなたと夫婦になることを望むでしょう。」というものでした。 するとその予言のとおり八上比売は八十神を前にして「私はあなた達の妻になるつもりはありません。大国主命と結婚します」と言いました。 こうして心優しい大国主命は美しい八上比売と結ばれることができたといいます。
日本神話の中でも比較的ポピュラーな因幡の白兎伝説、今では小学校の教科書にも載っているとか。 改めて読み返すと色々と考えさせられるところがある話です。 子供の頃は丸裸にされたウサギがかわいそうと思っていただけでしたが…。 


白兎神社の鳥居
白兎神社・鳥居と神社名碑
白兎神社の狛犬
白兎神社・参道にあるモダンな石灯篭
白兎神社の建物その他
白兎神社・参道
白兎神社の手水
白兎神社・手水舎
 大黒様が背負っている大袋(智慧袋)の上に兎が乗っています。 
 手水舎の前に立つと自動でメロディーが流れます。
白兎神社の本殿
白兎神社・拝殿
白兎神社の歴史
白兎神社・由緒書
白兎神社の本殿
白兎神社・本殿
白兎神社の建物その他
白兎神社・本殿下(菊座石)
 説明書きには「神社創建と皇室と何らかの関係があったものと云われる」と書かれています。
白兎神社の芸術
白兎神社・兎と大国主命、八上比売の砂像
白兎神社の鳥居
白兎神社・神社境内から日本海を望む
白兎神社の御朱印
御朱印
白兎神社の景色
白兎海岸
 左側の岬が「気多之前」中央に見えるのが「淤岐ノ島」
白兎神社の周辺
道の駅「神話の里白うさぎ」
白兎神社の像
道の駅「神話の里白うさぎ」
 大国さまと白うさぎの像
白兎神社の周辺
道の駅「神話の里白うさぎ」
 縁結びの桃色ポスト
白兎神社のおみくじ
御神籤・白兎
 毛が生えそろって、よかったね。

すてき

みんなのコメント2件)

らんでぃーさん

あらためて神話を読み返すとじんわりとして来ました☘️本当、色々考えさせられますね☘️

白兎の御神籤可愛い💕ふわふわした毛が生えてそう😊

2021年12月12日(日)

ナナさん、こんばんは。
コメントありがとうございます。
子供の頃に聞かされた、因幡の白兎のお話しは、ウサギがサメに嘘をついたことがバレ、皮を剥がされ泣いていたところを大黒様に助けられる。 という感じでした。
それで嘘をついて人をだましたら皮を剥がされるよ、とよく親から戒められたものでした。 

2021年12月12日(日)
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