御朱印・神社お寺の検索サイト

楽しみ方

続けるにはログインまたはアカウント登録が必要です。

はなぞのじんじゃ

花園神社のお参りの記録(2回目)
東京都新宿三丁目駅

投稿日:2025年09月24日(水) 07時42分12秒
参拝:2011年8月吉日
靖国神社への参拝を終え、新宿にやってきました。新宿駅といえば、世界一の乗降客数を誇る巨大ターミナル。改札を出れば、まさに大都会を象徴するかのように人波が絶え間なく押し寄せ、ビル群の谷間を歩く群衆が絶え間なく流れていきます。その雑踏の様子は、東京という都市のエネルギーそのものを映し出しているように感じられました。そして、この光景は人間だけでなく、カラスにとってもまた魅力的に映っているようです。

花園神社の手水舎には、カラスが水場として利用しないよう防護ネットが張られていました。清めの場が鳥たちの水飲み場になってしまうほど、ここではカラスの姿が身近なのでしょう。そもそも、カラスが集まりやすい環境といえば「食べ物が豊富であること」と「巣作りがしやすいこと」と耳にしたことがあります。実際、花園神社から足を延ばせば歌舞伎町が広がり、そこには飲食店が軒を連ね、深夜まで人の往来が絶えません。落ちている食べ物やゴミ、そして人々が置いていった残り物は、彼らにとって格好の餌場となっているのでしょう。

さらに、神社の周囲には大きな木々が生い茂り、都心の真ん中にありながらも巣作りに適した環境が整っています。昼間は枝にとまり、夜は高所に身を休めることもできるため、ここはカラスにとって非常に居心地のよい場所に違いありません。こうして考えると、新宿という土地は人にも鳥にも、ある意味で「生き延びるための恵み」を与える場であるといえるでしょう。

そして、ふと思うのです。こちらの花園神社の御祭神には、食を司る神も含まれています。人にとっての食の守護神が祀られているこの地に、食べ物を求めるカラスたちが自然と集まってくるのは、ただの偶然でしょうか。それとも、神様のご加護のもとに彼らもまた導かれているのか――。そんなことを思いながら、都会の真ん中で鳥と人とが共存する不思議な光景に、つい足を止めて見入ってしまいました。
花園神社の手水舎

すてき

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
花園神社の投稿をもっと見る529件
コメント
お問い合わせ