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でんちゅうじ|曹洞宗龍谷山

田中寺
公式東京都 江戸川橋駅

参拝可能時間
午前7時〜午後5時

田中寺の基本情報

住所東京都新宿区改代町11
行き方

東京メトロ東西線「神楽坂」駅、有楽町線「江戸川橋」駅より徒歩5分

アクセスを詳しく見る
名称田中寺
読み方でんちゅうじ
通称牛込の二軒寺
参拝時間

参拝可能時間
午前7時〜午後5時

参拝にかかる時間

約10分

参拝料

なし

トイレご使用の場合はお声がけいただければと思います。
御朱印なし
電話番号03-3268-7624
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。
メールアドレスdenchuji@gmail.com
ホームページhttps://www.denchuji.com/

詳細情報

ご本尊釈迦牟尼仏
山号龍谷山
宗旨・宗派曹洞宗
創建時代1628年(寛永5年)
開山・開基一山智乗(?〜1631)
ご由緒

元々は「浄見寺(じょうけんじ)」という名前のお寺で、天神町にあったとされています。
当時は現在のような住宅街ではなく、田の中にありました。
ある日、徳川三代将軍家光公が鷹狩りの途中で当寺に立ち寄り、
「このお寺は田の中にあるから田中寺としたらよかろう」
という御下命をいただいたことから、「田中寺」と改称されました。

また、当寺には「江戸山手二十八地蔵霊場」の一つで、
墓地入口には二十四番目「富田地蔵尊」を祀っています。
この富田地蔵尊の逸話について次のように伝えられています。

戦国末期、富田玄蕃なる人物が日頃地蔵尊を篤く信仰していました。
ところが文禄三(1594)年、玄蕃に対して遺恨をいだく者がいて、ある夜玄蕃の家に討ち入りして首を取りました。
しかし、翌朝その首を取り出して見ると、それは地蔵の首でした。
その者は仰天して玄蕃のところに行き、事の次第を話しました。
玄蕃も驚き、仏壇に安置している地蔵尊を見ると、なんとその首がなかったのです。
玄蕃は「これは日頃篤く信仰している地蔵尊のおかげ」と思い、ついには出家したと言われています。
後に浄見寺が建立されると、地蔵尊が祀られるようになりました。

家光公がお立ち寄りの際に「田中寺」の寺号を頂戴したと先に述べましたが、
その時にこの地蔵尊の逸話を聞き、「富田地蔵菩薩」と名づけられました。
そして、通称「身代わり地蔵」として広く人々の信仰を集め、親しまれました。

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