ぜんりゅうじ|曹洞宗|安松山
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全龍寺の御朱印・御朱印帳
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電話番号 | 0424-91-0020 |
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曹洞宗寺院の全龍寺は、安松山と号します。全龍寺は、玉室應珍(慶長18年1613年寂)が開山、並木主水安松(法号宅翁常久、正保4年1647年死)が開基となり創建、江戸時代には寺領15石の御朱印状を拝領したといいます。武蔵野三十三観音霊場6番です。
#全龍寺
武蔵野三十三観音霊場の札所としての札所本尊は一葉(いちよう)観音。
#一葉観音
三十三観音の1尊。
僕が永平寺(福井県吉田郡永平寺町)に参拝した時、最初に出迎えてくれたのが一葉観音だ。そのためけっこう強く印象に残っている。拝観受付よりも手前のところの屋外に、石仏の形でいる。
書籍には、「蓮華の花びらの舟に乗り、片膝を立てて座っている」などと書かれている。だがまだ一葉観音も三十三観音も全く知らなかった僕には、「ベニスのゴンドラの小さいやつに乗り、両足を投げ出して座っている」ように見えた。ちょっとシュールかも。
日本仏像大全書によれば、道元禅師が中国から帰国する際、海が荒れたが、観音経を唱えると一葉観音が現れ、たちまち凪になってぶじ祖国の土を踏めた、と。そのご縁で永平寺に祀られているのだろう。
ここ全龍寺も同じく曹洞宗だが、境内の石碑には一葉観音との因縁は不明とある。
石碑は道元禅師を守った話に加え、弘法大師や慈覚大師・円仁も水難から守ってくれる観音さまとして彼を信仰した、とも記す。
2人とも留学を終え日本へ戻る途次、大しけに見舞われるも仏様の加護で難を逃れたことが知られる。ただ、弘法大師を救ったのは波切不動、慈覚大師は赤山明神と読んだことがあるが、観音さまとの絡みは初めて聞いた。
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