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おうじじんじゃ

王子神社のお参りの記録(1回目)
東京都王子駅

投稿日:2025年02月06日(木)
参拝:2025年2月吉日
王子神社は東京都北区王子本町にある格式の高い神社で、旧称は「王子権現」。元亨2年(1322年)、当時の領主・豊島氏が紀州の熊野権現を勧請し、「若一王子宮」として奉斎したことが地名「王子」の由来となっています。

● 歴代の崇敬と社殿の再建
鎌倉時代から歴代の領主や将軍の崇敬を受け、江戸時代には徳川家康が社領200石を寄進し、将軍家の祈願所となりました。八代将軍・徳川吉宗は元文2年(1737年)に飛鳥山を寄進し、王子権現の名と飛鳥山の花見は江戸の名所となりました。昭和20年(1945年)に戦災で社殿を焼失しましたが、昭和39年(1964年)と昭和57年(1982年)に再建されました。

● 王子神社の御神徳
祭神は王子大神(伊邪那岐命・伊邪那美命・天照大御神・速玉男命・事解男命の総称)で、開運厄除や子育大願のご利益があるとされています。また、開運の御神徳を授かる「御槍」が授与されています。

伝統行事と文化財
● 田楽舞と例大祭
王子神社の例大祭は8月に行われ、「王子田楽」が奉納されます。これは北区指定無形民俗文化財で、戦前は「喧嘩祭」とも呼ばれていました。昭和59年(1984年)に復元され、現在も毎年行われています。

● 熊手市
12月には熊手市が開かれ、商売繁盛を願う多くの参拝者で賑わいます。

● 天然記念物の大イチョウ
境内には東京都指定文化財の大イチョウがあり、大正13年(1924年)の実測では幹囲6.36m、高さ19.69mと記録されています。昭和14年(1939年)に東京都天然記念物に指定されました。

関神社と毛塚
● 関神社の由来と御神徳
王子神社の摂社「関神社」は、蝉丸公(延喜帝の第四皇子)を主祭神とし、音曲諸芸道の神・髪の祖神として崇敬されています。江戸時代に「かもじ業者」を中心に奉斎され、美容・芸能関係者の信仰を集めています。

● 毛塚の建立
昭和36年(1961年)、毛髪業者が髪に感謝し供養するため「毛塚」を建立しました。この由来には、仏典に登場する貧女が自らの髪を油に換えて仏に捧げた逸話が関係しています。
王子神社(東京都)
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