日蓮宗
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長元寺は、東京都文京区向丘に位置する日蓮宗の寺院で、山号を「高耀山」(こうようざん)と称します。旧本山は身延山久遠寺で、通師法縁に属します。この寺院は、加賀藩主前田家の江戸における菩提寺として大いに栄え、地域の歴史と深い結びつきを持っています。
● 歴史の始まりと移転の経緯
長元寺は、寛永4年(1627年)、加賀藩主前田吉徳の母・随玄院が開基となり、谷中感応寺を中興した尊重院日長上人(慶安4年没)を開山として創建されました。当初は千駄木にありましたが、1662年(寛文2年)、千駄木が太田侯の下屋敷となったため、現在の文京区向丘に移転しました。
● 長元寺の文化財と特色
長元寺には、日蓮大士一代厄難利益の大軸をはじめ、貴重な文化財が多く残されています。この大軸は玉梅斎洞旭によるもので、伊藤公爵が寄附したとされています。また、開山や日蓮、日竟などの諸上人の筆跡による曼荼羅、狩野探幽や即譽、伊川らによる絵画、水戸鼎山公の竹の画など、多くの歴史的芸術作品を収蔵しています。
● 境内と著名な墓所
長元寺の境内には、画家の桜間青崖、書家の小島成斎、儒学者の野口犀陽など、多くの著名人の墓所があります。これらの人物は、それぞれの分野で名を馳せ、地域の文化的遺産としても重要視されています。また、長元寺が加賀藩前田家との関係を通じて江戸の歴史に深く関わっていたことが伺えます。
● 江戸時代からの歴史的背景
長元寺は、江戸時代初期に創建され、加賀藩主や江戸の名士たちとのつながりを持ちながら発展してきました。その背景には、日蓮宗の教えに基づいた宗教活動だけでなく、文化や芸術の交流の場としての役割もありました。
名称 | 長元寺 |
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詳細情報
宗旨・宗派 | 日蓮宗 |
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