しながわじんじゃ
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品川神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2019年12月21日(土)
《ミックジャギーの神社探訪 2》【神社であった本当の話】の巻
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「どうも皆さん、明けましておめでとうございます!」
「...あの、ジャギーさん..」
「いや~、令和も2年目になりますね!
今年はどんな年になるんでしょうね!」
「..今年もニセの初詣投稿するつもりですか?」
「新年、最初のお参りはこちら!
東京十社の一つ、こちらの品川神社に来ております!」
「ジャギーさん..いつまで続けるんですか?」
「なんだ、鳥居君。人が正月気分で盛り上げてるのに、そのシラケた態度は」
「そりゃ、シラケますよ!まだ今年は10日も残ってるんですよ!」
「しょうがないだろうが..俺は人混みが苦手なんだから..正月用の収録しとかないとさ」
「去年も同じ事言ってましたよ。お正月にニセの初詣投稿したのジャギーさんだけですよ!」
「仕方ないじゃないかよ。人混みが嫌なんだからさ..
大人になって、付き合ってくれよ」
「はぁ..しょうがないですね..」
「じゃあ、早速、お邪魔してみましょう!」
「............」
「狛犬さんは、どの様な気持ちで新年を迎えたんでしょうかね?」
「.........」
「おお、凄い!鳥居君、見てみろよ、この龍!」
「これは立派ですね」
「では、お邪魔します!」
「失礼します」
「ちょっと、ジャギーさん..こんな大きな神社に正月、人がいないのは、おかしくないですか?」
「..それは..後で何とかするよ..CGとかで」
「意味無いですよ、まったく..」
「まあまあ、鳥居君。人が大勢いるつもりでやってくれよ」
「はぁ..」
「階段の途中、脇道が..
おっ、富士塚だ!
鳥居君、こちらに行ってみよう!」
「あ、はあ..」
「失礼します」「お邪魔します」
「おっ!鳥居君、見てみろよ!」
「えっ?あっ、鬼がいますね..」
「いや、その下だよ!」
「え?」
「鬼に【鬼ころし】をお供えするなんて、攻めてるなぁ!」
「..いや、別に攻めてる訳じゃないと思いますよ..」
「令和2年は攻めの姿勢で行きたいもんだなぁ」
「そうですか?僕はノンビリ行きたいですよ..」
「鳥居君。相変わらず青いな、君は」
「そうですかねぇ..
あの、ジャギーさん、この道どこ行くんですか?」
「俺達の向かう先は....
鳥居君、上を見てみろよ!」
「え?」
「俺達が目指すのはあそこだよ!」
「何ですか、あれ?」
「あれは、その...ポールだな」
「ポール?」
「行ってみれば判るよ」
「はぁ..」
「じゃあ、ここから昇ろう」
「あ、はい」
「ジャギーさん、結構、狭いですね..」
「そうだな..おっ!鳥居君。見えたぞ!
我々の目指すポールが!」
「ああ..はい」
「これが俺達が目指してたポールだ!」
「あ、あの、ジャギーさん..
これ、なんなんですか?」
「なんですかって、ポールだよ、ポール!」
「いや、それは判るんですけど..」
「いや、素晴らしいポールだなぁ!
元旦に相応しいね!」
「..そうですかね?..よく判らないですけど..」
「鳥居君。周りを見回してみろよ!
世界の頂点に立った気持ちにならないか?」
「...そうですか?
そこまでじゃない気が..いい景色ですけど..」
「鳥居君...成功者って言われてる人達はこんな場所から世界を見てるんだろうな..」
「よく意味が解りませんけど.....
ジャギーさん、そろそろ品川神社にお参りしましょうか」
「ああ、そうするか」
...............
...............
「じゃあ、鳥居君、境内に入ったら、大勢の人を掻き分ける感じで頼むぜ!」
「まだ、続けるんですか..」
「おお..さすが東京十社の一つだな..」
「広々してますね」
「お邪魔します!」
「失礼します...
あの、ジャギーさん。
前から聞きたかったんですけど、ジャギーさんって、何で神社巡りを始めたんですか?」
「えっ?いきなりだなぁ..」
「いや、そういえば、聞いた事無いなと思って..」
「いや~、これ、言っちゃっていいのかなぁ~、やだなぁ」
「えっ?怖い話なんですか?」
「いや、怖くないよ..
あの~、アタクシの知り合いに元Jリーガーの山田さんって方がいましてねぇ..」
「いや、口調が怪談なんですよ!
後、そのJリーガーの人って、稲川淳二の知り合いですから」
「あ、そうだっけ?
ちょっと不思議な話だと、ついこの口調になっちゃうんだよ」
「僕、怖い話は要りませんから!」
「いや、全然、怖くないよ..じゃあ、お参りしてから話そう」
「そうですね」
「じゃあ、こちらで浄めてから..」
「はい」
「カッパですね」
「ほう、珍しいなぁ」
「本日はお参りさせて頂き、有り難うございます」
「有り難うございます!」
「ジャギーさん、気持ちの良い神社ですね」
「いや、ホント最高だね」
「正月って設定、忘れてますけど」
「あ、そうだった..もういいや」
「それで、ジャギーさん、さっきの話ですけど」
「え?ああ、そうだ..
これ~、アタクシがアパートから歩いて5分の所で働いてた時の話なんですけどねぇ」
「あ、はい..口調が..」
「アタクシとその職場で組んでいた男っていうのが、どうにもクセのある輩だったんですよねぇ」
「ああ..よくある話ですよね」
「なんて言うのか⚫⚫⚫⚫っぽい感じでしてねぇ」
「ああ..
それは嫌ですね..それで、どうしたんですか?」
「それで~、アタクシもやだなぁ、な~んて思って、上司に相談したんですけど、どうにもならない状態だったんですよねぇ」
「ああ、そうですか..それは困りましたね..」
「そんでもって~、困ったなぁ、やだなぁ、って思いながら、実家に帰った時に近所の神社にお参りに行ったんですよねぇ」
「ああ!それで上手くいったって訳ですか」
「..ああ、まあ、早い話がそういう事だね」
「へえ..面白いですね!神様が職場の問題を解決してくれたなんて」
「ああ、お参りした翌日に解決してくれたんだぜ!」
「へえ!凄いパワーですね、その神社」
「そうだよなぁ..
それ以来だよ、俺がお参りする様になったのは..」
「そうだったんですか..」
..................
..................
「では、お邪魔しました」「お邪魔しました」
「そうだったのか..
でもジャギーさんと組んでた、その男の人もちょっと可哀想ですよね」
「え、なんで?」
「えっ、だって、ジャギーさんがお参りした翌日、その人、いきなり退職したとかじゃないんですか?」
「え?いや、違うよ!
何故か俺がクビになったんだよ!」
「え!...どういう事ですか!」
「いや、上司に相談したら、『もう来なくていいです』ってメールが来たんだよ」
「...どういう話なんですか、一体..」
「知らないけど、その上司もストレス溜まってたんじゃないの?」
「....ストレスですか」
「ああ、それで俺はその職場から解放されたって訳」
「...じゃあ、ジャギーさんにとっては良かったんですか」
「そうそう、良かったよ」
「..なんか、ちょっと引っ掛かりますけど、本人が満足そうなんで、良かったですね」
「まさに神社パワーだね!」
「はい」
《神社であった本当の話》【おわり】
すてき
みんなのコメント(7件)
フジクミ
今回もステキな写真ですー( -∀-)✨
神社めぐりのきっかけもスゴいですよね( ≖ᴗ≖)
物事の捉え方のポジティブさ笑
さすがスサノオノミコト✨
ヤマタノオロチみたいな雲スゴい笑
2019年12月22日(日)
これぞーさん!
ホントは結構、笑えない話だったりするんですけどね(苦笑)
いや、でも人手不足の職場で、しかも部屋の近くだから辞めるに辞められなかったんですけど、なんか、神社にお参りしたら、あっさりクビになりましたよ..
今回は龍はいませんでした。残念..
あの『鳥居クグルの神社日記』も新作を上げてますので、よかったら..
プロフィールからいけますので..
爆笑は出来ないけど、失笑は出来ると思いますよ!
2019年12月22日(日)
なんかふわっふわした雲、よく見るとヤマタノオロチと言うより鳳凰の尾っぽみたいです✨
あと鳥居に絡まってる龍スゴいです!
後付けじゃないですよね?(°д°)✨
あ、そちらのほうも拝見させていただきす( ・∀・) ニヤニヤ
2019年12月22日(日)
そうですね..
もうちょっと、解りやすい形になれば良かったんですけどね..
あ、これは東京に3つしかないレアな双龍鳥居らしいですよ。
これぞーさんの好物の珍しい狛犬が出てきますので!
2019年12月22日(日)
前鬼後鬼に鬼殺し、面白いですね~
2019年12月23日(月)
ジンジャーさん
【鬼ころし】って、鬼も酔っぱらうほどの美味しさって意味なんですね。
そりゃそうか..
そのままだったら物騒ですもんね..
2019年12月23日(月)
そうなんですね!
物凄い辛口とか、そういうのを想像してました…
2019年12月23日(月)
投稿者のプロフィール
ミックジャギー73投稿
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