蓮花寺

東京都 東向島駅

弘法大師さまのお名前に惹かれて吸い寄せられるように入ってみることに…。

山門です。朴訥とした温かな雰囲気があります。

山号の扁額です。

本堂はサッパリとして簡素な造りです。境内は鳥のさえずりが絶えず聴こえてきて、辺りは柔らかな陽気と静寂に包まれていました。
右手に見えているお堂が弘法大師像だったのではないかと、今となっては思いますが、スルーしてしまいました(^^;

本堂の左手前にある手水鉢や庭木、その他の建物も良い雰囲気です。緑が美しく、ずっと眺めていたい心地好さがあります。

都内とは思えないほどのどか。私は知らないお寺にはあまり積極的に入っていかないのですが、こちらのお寺はどこか懐かしいような、素朴でおおらかな親しみを感じるお寺なのです。

本堂の手前に一足のサンダルが置いてあって、外陣には赤い絨毯の上に沢山のパイプ椅子が並べてあり、入れそうだったので引き戸を引いてみると、開きました。

靴を脱いで中に上がらせていただき、正座でお参りさせていただきました。今となってはこちらは大日如来様だったのでは、と思いますが、般若心経を長々と唱えるのは躊躇われたため、空海さんのご真言だけ唱えさせていただきました。

ご本堂の右手前に鎮座されているお稲荷さんです。鎌倉から勧請されてるようです。佐助稲荷、聞き覚えがあるような…。

山門近くの墓地手前に、石碑というかお墓というか、が並んでいます。ご本尊は大日如来ということなのかな？とここで気づきました。

この石柱に誘われたような恰好での参拝となり、特に有名とかではないお寺のようですが、本堂にも上がらせていただけたし、お参りできてよかったです。ありがとうございました。

ちなみに曳舟駅からまず向かったのはこちらの「言問団子」さんです。徒歩でも車でも、アクセスがちょっと大変な場所にあります。

これが店名でもある「言問団子」。小豆餡、手亡餡、味噌餡の三種類なのですが、私は特に小豆餡と手亡餡が気に入りました。白玉も餡もとろけるようになめらかで、とってもシルキーな舌触り。お茶はお店の方がこまめに注ぎ足しに来てくださいます。

店内はほとんど貸し切り状態で、ゆったら寛がせていただきました。持ち帰り購入のお客様が入れ替わり立ち代わりでやってきます。

茶器やお皿の鳩も、伝票の鳩も最ッッ高にラブリーです…！たまりません〜！

お店の前から望むスカイツリーです。散策日和。

餡子のぎっしり詰まった言問最中。かつてお持ち帰り購入は完全予約制だったようですが、今でも完全予約制ですか？と尋ねてみると、バラ売りから対応可とのこと。小豆餡と手亡餡を一つずつ購入。かわいい箱に詰めてくださいました。大事に持ち帰って、自宅でいただきました。お団子は当日限りですが、最中は数日お日持ちします。