きよみずかんのんどう|天台宗|東叡山
清水観音堂のお参りの記録一覧
江戸三十三観音霊場6番 清水観音堂。
清水観音堂は、上野公園内にある歴史ある寺院で、国指定重要文化財に指定されています。
歴史と建築
清水観音堂は、寛永8年(1631年)に天台宗東叡山寛永寺の開山である慈眼大師天海大僧正によって建立されました。当初は上野公園内の「擂鉢山」に建てられましたが、元禄7年(1694年)に現在の場所に移築されました。
建築様式は京都の清水寺を模した「舞台造り」で、上野の山に現存する最古の建造物として知られています。平成2年から8年にかけて文化財保存修理が行われ、元禄時代の面影を再現しています。
御本尊と信仰
清水観音堂の秘仏御本尊は千手観世音菩薩像で、平安時代の比叡山の高僧・恵心僧都の作と伝えられています。本尊には40本の小さな手があり、あらゆる世界の生き物に慈悲の手を差し伸べる姿を表しているとされます。
また、脇尊として「子育て観音」が祀られており、子授け・安産・子育ての御利益があるとして多くの信仰を集めています。
見どころとご利益
清水観音堂には以下のような見どころやご利益があります:
月の松: 枝を丸く伸ばした松で、「名所江戸百景」としても有名です2。
秋色桜: 本堂裏手にある江戸時代から知られる桜の木です1。
多様なご利益: 開運・厄除、祈願成就、病気平癒、夫婦円満、恋愛成就、子授けなどのご利益があるとされています。
人形供養: 毎年9月25日に行われる人形供養大祭は多くの参拝者を集めます。
参拝情報
開門時間: 午前9時〜午後5時
御朱印: 3種類の御朱印(上野の大仏、パゴダ、清水観音堂)が各300円でいただけます
お守り: 子育て、安産、縁結びなど、様々な種類のお守りが用意されています
清水観音堂は、上野駅から徒歩5分という便利な場所にあり、四季を通じて多くの人々が訪れる上野随一のパワースポットとして親しまれています。
江戸三十三観音霊場6番 清水観音堂です。
本堂です。
手水舎です。
月の松
動物園を出た後は上野公園を軽く散策。
清水観音堂、外国の方にもとても人気でした。
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御朱印
パンダおみくじ(左)が我が家に仲間入り
上野公園の中にあり駐車場はありません。
御朱印の直書きを再開されたようで、改めてお参りしました。
斜面に向かって建っていて、京都の清水寺のような舞台があります。不忍の池や弁天堂の方を見下ろすような位置になり、正面の松が素敵です。
(御朱印第1101号)
直書き
参道と表示がありますが、通れないようになっており、左手からお参りするようになっていました。
満月のような松が素敵でした
下から見上げたところ
隣の建物には行けないようでした
清水観音堂は、京都の清水寺を模した美しい舞台造りのお堂で、1631年に天海大僧正によって建立されました。この堂は、上野恩賜公園内に位置し、徳川将軍家の菩提寺である東叡山寛永寺の一部として重要な役割を果たしています。
●建立の背景
天海大僧正は、江戸時代初期に東叡山寛永寺を開山し、上野の山を比叡山に、不忍池を琵琶湖に見立てて、平安京の名刹に倣った堂舎を次々と建設しました。清水観音堂はその一環として、京都の清水寺の形式を取り入れ、最初は摺鉢山に建てられましたが、1694年に現在の地に移築されました。
●重要文化財としての価値
清水観音堂は、現存する上野の山の最古の建物であり、1996年には文化財保存修理が行われ、その面影を見事に再現しました。国指定の重要文化財です。
●御本尊とその由来
この堂の御本尊は千手観世音菩薩で、平安時代の高僧・恵心僧都によって彫られたとされています。秘仏として安置されているこの像は、年に一度、特定の日にのみ公開され、その神秘的な姿を拝むことができます。この特別な日にちなんだ伝説があり、平家の武将・平盛久が命を救われた際の逸話があります。
●子育て観音と人形供養
観音堂の右側には「子育て観音」が祀られており、子授けや安産を願う多くの信者が訪れます。特に子供の成長を願う人々によって奉納された身代わり人形が、多く供えられており、毎年9月25日には人形供養が行われます。
●秋色桜の伝説
本堂の裏手には「秋色桜」と呼ばれる桜があり、江戸時代の逸話が残されています。この桜は、特定の句にちなんで名付けられました。
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