したやじんじゃ
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楽しみ方下谷神社のお参りの記録一覧(14ページ目)

下谷神社は、東京都台東区東上野に鎮座する稲荷神社で、創建は奈良時代にさかのぼります。都内で最古の稲荷神社といわれています。
アクセスは、JR上野駅から徒歩約8分。あるいは、つくばエクスプレスおよび都営地下鉄大江戸線・新御徒町駅からも徒歩8分です。かつては「下谷稲荷社」と呼ばれており、東京メトロ銀座線の「稲荷町」駅は、この神社にちなんで命名されたといいます。ちなみに、稲荷町駅も昭和2年(1927年)12月30日に開業した、日本最古の地下鉄駅のひとつです。
下谷神社といえば、まず印象に残るのがその大鳥居です。一の鳥居と呼ばれるこの朱塗りの鳥居は、都内でも滅多にお目にかかれないほどの大きさ。近隣でこの規模の鳥居といえば、靖国神社の第一鳥居が思い浮かびます。そこまで巨大ではないにしても、鳥居の高さは周囲の建物の3階と4階の間ほどあり、約10メートルと見られます。
この鳥居の最大の特徴は、車両が通行可能であること。ただし、より正確に言えば「車両のみが通行可能」となります。というのも、鳥居の基部にある台石は車道上に据えられており、歩行者は鳥居の外側、すなわち路側帯を歩くことになるためです。
車両が通れる鳥居と聞いて思い出されるのは、神奈川県横浜市磯子区岡村に鎮座する岡村八幡宮の一の鳥居です(少し話が逸れました)。
さて、下谷神社には一の鳥居に続いて二の鳥居があり、左手には装飾彫刻が施された手水舎が建っています。神門をくぐると社殿があり、随所に美しい工芸的装飾が施され、細部まで丁寧に造り込まれた意匠から、職人の技を感じ取ることができます。
拝殿を背にして振り返ると、左手には授与所が見えます。再び神門をくぐると、その近くにはコンクリート製の賽銭箱が設置されています。授与品や御朱印の拝受は、午前9時から午後4時までとなっており、筆者も何度か夜遅くに訪れた際、神門が閉ざされていて拝殿まで行けなかった経験があります。おそらく、そのために神門付近にも賽銭箱が設けられているのでしょう。なお、午後5時には神門が閉鎖されるようです。
拝殿へ向かって右手には、「寄席発祥の地」の碑が建てられています。すぐ近くを通る東京メトロ銀座線のうち、最も早く開通した浅草〜上野間。その沿線には、現在も浅草演芸ホールや上野の鈴本演芸場といった定席寄席が存在します。これが単なる偶然とは思えません。
巨大な一の鳥居に比べて、境内はこぢんまりとしているものの、歴史や文化の香りに満ちた見どころの多い神社です。


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