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ひでどらごん
2024年09月29日(日)
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東京都大田区の池上本門寺境内にある日朝堂は、一般に「常唱堂」とも呼ばれ、信者たちに親しまれています。このお堂は、日蓮聖人の教えに基づくお題目を唱える場所として重要な役割を果たしています。
●歴史的背景
日朝堂は、享保10年(1725年)の本門寺絵図にも常唱堂として記されている、古くから存在するお堂です。残念ながら、昭和20年(1945年)4月15日に大空襲を受け、当時の常唱堂は焼失しました。元々この堂は、寛政11年(1799年)に加藤甲斐守によって建造されたものです。現在の建物は、昭和47年(1972年)7月25日に多くの信者の協力によって新築されました。
●ご本尊と日朝上人
日朝堂のご本尊は大曼荼羅で、その前には行学院日朝上人の尊像が安置されています。日朝上人は、寛正3年(1462年)に身延山久遠寺の11世法主に就任し、37年間の在任中に多くの改革を行いました。彼は「身延山中興の三師」と称され、信仰の普及に尽力しました。
日朝上人は、眼病を患い一時失明状態となりましたが、日蓮宗への深い信仰によって回復。彼の体験を『眼病消滅本尊』にまとめ、眼病に悩む人々の平癒を願いました。そのため、日朝堂は「目の神様」や「学業の神様」として親しまれています。
受付は10時からです。早く着きすぎてしまいました(^^)
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