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うしひこじんじゃ

宇志比古神社
徳島県 阿波大谷駅

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くるくるきよせん
くるくるきよせん
2025年09月25日(木) 22時44分02秒
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徳島県鳴門市にある神社です。
東林院のすぐ近くにあります。
狛犬さんが背筋ピンとのびていてかわいらしいです。
色目は古さを感じます。
隋神門をくぐって石段を上がります。
石段の両サイドには 大谷焼の献灯が並びます。
どちらかの窯元さんが奉納されたようです。
石段を上がると正面に本殿・拝殿がありました。
すぐ横に手水があったので手を清め(冷やし)ました。
拝殿の戸が開いていましたので 厚かましくも中に入りさらに奥に進んでみました。
いかにも古い拝殿で 中はすっきり片付けられていますが 祭事はいつでもできるぐらいに整えられていました。
奥に本殿の戸があるのですが こちらは施錠されていましたので覗き見させていただきました。
こちらも椅子が並べられ 祭事の準備といった感じでした。
拝殿から出たところ ちょうど神官様が来られましたので お話をさせていただきました。
御朱印はやっておられないとのことでした。残念。
こちら宇志比古神社の棟札から 本殿は慶長4(1599)年に建てられ 寛永12(1635)年と宝永元(1704)年に修理されたことがわかったそうです。
建築年代が明確な徳島県下最古の神社建築として貴重な建造物だそうです。

ネット情報です。
創建年は不詳。
御祭神は宇志比古尊・応神天皇・仁徳天皇・神功皇后です。
宇志比古神社は かつて当地に石清水八幡宮の荘園があったので 八幡神が勧請されたと伝わる。
そのため 江戸時代までは 八幡宮と称していた。
大谷村をはじめ周辺13か村の氏神であった。
明治3年に宇志比古神社と改め今に至る。
本殿は三間社流造であるが 全面の縁が庇柱まで張り出した変則的な形式としている。
現在の木階は後の姿で 建築当初は 庇中央間に登高欄付の木階が取り付いていた。
身舎梁間は二間で 内部を前後に内外陣に分け 境の各間に板扉を構え 内陣には三基の宮殿を安置する。
身舎正面は 三間とも格子戸とし外陣を開放的な空間としている。
庇柱は角を落とした面取角柱で 組物の肘木及び桁も同様に施し 中世末期から江戸初期を示している。
また 部材表面には槍鉋や丸刃の手斧を使用した痕跡が認められる。
本殿は 2000年(平成12年)12月4日に国の重要文化財に指定された。

宇志比古神社(徳島県)

神門の横に車1台置けます

宇志比古神社(徳島県)

狛犬 背筋ピン

宇志比古神社(徳島県)
宇志比古神社(徳島県)

手水舎

宇志比古神社(徳島県)

神門

宇志比古神社(徳島県)

石段に大谷焼の献灯

宇志比古神社(徳島県)
宇志比古神社(徳島県)

本殿・拝殿

宇志比古神社(徳島県)

手水

宇志比古神社(徳島県)

拝殿内陣

宇志比古神社(徳島県)

扁額

宇志比古神社(徳島県)

本殿内陣

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惣一郎
惣一郎
2023年05月29日(月) 22時52分19秒
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【阿波國 式内社巡り】

宇志比古神社(うしひこ~)は、徳島県鳴門市大麻町大谷字山田にある神社。式内社で、旧社格は郷社。祭神は宇志比古尊、応神天皇、仁徳天皇、神功皇后。本殿は、国指定の重要文化財。

創建は不詳。平安時代の927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「阿波國 板野郡 宇志比古神社 小」の論社の1つとなっている。他の論社としては宇志比古・宇志比売神社(大麻比古神社境外摂社・鳴門市大麻町坂東)がある。戦国時代の天正年間(1573年~1593年)に長宗我部元親の乱入により社殿、古記録、社宝を焼失したが、のち1599年ごろ再興された。なおこの時再建された本殿は、徳島県内に現存する最古の神社本殿で、国指定の重要文化財となっている。江戸時代には八幡宮と呼ばれ、明治に入り「宇志比古神社」と復称し、郷社に列した。

当社は、JR高徳線・阿波大谷駅の北西500mの傾斜地の麓にある。主要道路の県道12号線上に一の鳥居があって、300mほど参道を北上すると境内に到着する。境内は階段を登った一段高いところにあって、大きめの社殿が1つだけ建っている。お目当ての国重文の本殿は、最近自然災害に遭ったようで、応急措置の柱で支えられていてかわいそうだった。

今回は、阿波國の式内社、本殿が国重文であることから参拝することに。参拝時は休日の午後で、自分たち以外には参拝者は見掛けなかった。

宇志比古神社(徳島県)

境内南方300mの、主要道路・県道12号線沿いにある<鳥居>と<社号標>。

宇志比古神社(徳島県)

境内南端入口全景。中央の<随神門>から境内に入る。

宇志比古神社(徳島県)

随神門手前左側の<手水舎>。

宇志比古神社(徳島県)

随神門手前左側の<狛犬>。公道上に立っている。

宇志比古神社(徳島県)

随神門手前右側の<狛犬>。

宇志比古神社の山門・神門

境内南端入口の<随神門>。

宇志比古神社の像

左側の<随神像>。

宇志比古神社(徳島県)

右側の<随神像>。

宇志比古神社の景色

随神門をくぐると、すぐに社殿までの階段が始まる。
階段両側の燈籠は石製ではなく焼き物。おそらく地元の阿波大谷焼。

宇志比古神社(徳島県)

階段を登り切ったところから<拝殿>全景。

宇志比古神社(徳島県)

拝殿手前右側にある<手水盤>。あれ?珍しく2つ目の手水盤。(^_^;)

宇志比古神社(徳島県)

<拝殿>内部。

宇志比古神社(徳島県)

拝殿前から左手を望む。奥にあるのは<祭器庫>か何かかな。

宇志比古神社(徳島県)

拝殿後ろの<本殿>。桃山時代の1599年建立、三間社流造、銅板葺。国指定の重要文化財。徳島県内で現存する最古の神社本殿。
ただ、最近地震か何かで被災したのか、倒れかけているのか、暫定処置のつっかえ棒がたくさん立っている。

宇志比古神社(徳島県)

最後に、<社殿>全景。大きな拝殿と国重文の立派な本殿。やっぱり国重文の本殿が心配です...(^_^;)

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宇志比古神社の基本情報

住所

徳島県鳴門市大麻町大谷字山田66

行き方
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名称

宇志比古神社

読み方

うしひこじんじゃ

通称

大谷の八幡さん

詳細情報

ご祭神《主》宇志比古尊,《配》応神天皇,仁徳天皇,神功皇后
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