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日光山中禅寺(輪王寺別院)ではいただけません
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にっこうさんちゅうぜんじ

日光山中禅寺(輪王寺別院)のお参りの記録(1回目)
栃木県東武日光駅

投稿日:2021年09月27日(月)
参拝:2020年9月吉日
中禅寺は、栃木県日光市にある天台宗の寺院。山号は日光山、輪王寺別院。本尊は十一面千手観音菩薩。別称は「立木観音」。坂東三十三観音霊場18番。

寺伝によると、奈良時代の784年、日光山開祖の勝道上人が船で湖を遊覧していたところ、湖上に千手観音の姿を感得し、桂の木に立木のまま千手観音を刻み、これを本尊として創建。当初は二荒山神社の神宮寺として、男体山登拝口近く(現在の日光二荒山神社中宮祠)に建立され、「補陀洛山(ふらだくさん)中禅寺」と称した。鎌倉時代の1315年に、仁澄が大造営を行った。明治時代になって1872年に神仏分離により輪王寺の別院となった。1902年の大山津波により壊滅的被害を受け、現在地に再建された。この時、観音堂は湖に押し流されたが、本尊は無傷のまま湖上に浮かび無事だった。大正時代の1913年に現在地に再建。

当寺は、中禅寺湖畔、東岸にある。中禅寺湖畔のメインストリートである国道120号線から当寺に向かうと、当寺の手前の道の両側に土産物店が立ち並び、昭和の観光地を彷彿させる。境内は2段になっていて、湖畔の平地部分と、高い位置にある五大堂とがあり、平地の本堂と五大堂が内部の階段で繋がっている。広々とした境内には伽藍が点在しており、風光明媚な環境と合わせ、観光地としても秀逸。なお、本堂から五大堂にかけては、嬉しいことに、お寺の方により一定人数ごとにガイドをしてもらえる。

今回は坂東三十三観音霊場の一寺として参拝することに。参拝時は祝日の午後で、ぱらぱらと切れることなく参拝者が訪れていた。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の山門
境内入口全景。中央は<仁王門>、左側手前は<拝観券交付所>、右側奥は<鐘楼>。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の山門
鮮やかな朱色が印象的な<仁王門>。大きな<中禅寺>の扁額。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の仏像
左側の<吽形仁王像>。
日光山中禅寺(輪王寺別院)(栃木県)
右側の<阿形仁王像>。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
仁王門をくぐって、すぐ右側にある<鐘楼>。立て看板には<諸願成就の梵鐘>と書かれている。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
参道の左側にある<延命水>(中央)。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
つづいて参道左側にある<石護摩壇>。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
参道前方を望むと、奥に伽藍が見えるとともに、手前右側に巨木が見える。
日光山中禅寺(輪王寺別院)(栃木県)
巨木の根元には、大きな<瘤(こぶ)>が。<身代わりの瘤>と呼ばれ、痛いところを触ってから瘤に触れると身代りになってくれるとのこと。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の本殿
参道の突き当りにある<波之利(はしり)大黒天>。安産、足止めに御利益があるそうで、看板には<事業成就、交通安全祈願所>とある。
日光山中禅寺(輪王寺別院)(栃木県)
波之利大黒天の左側にある<本堂>。手前の燈籠にもご注目。観音様の言うことを聞かずに燈籠を持たされているのは<天邪鬼(あまのじゃく)>。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の本殿
<本堂>正面。扁額には「立木大悲客」の文字。本堂内には、本尊の<十一面千手観音菩薩像>を安置。脇侍は、源頼朝が寄進した<四天王像>を祀る。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
本堂の背後の山の中腹にある<五大堂>。本堂右側の入口から入ると、参拝者が数人集まるごとに、お寺の方が付いてくれて、内部を案内していただける。本堂から五大堂までは、内部で通路と階段で繋がっている。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
<五大堂>アップ。堂内には不動明王を中心に降三世明王、軍荼利明王、大威徳明王、金剛夜叉明王からなる五大明王像を安置。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の芸術
五大堂の天井画は、堅山南風の<瑞祥龍>。(どこかで見たことが...(^_^;)...ネタバレ)
日光山中禅寺(輪王寺別院)の景色
五大堂からの景色。正面には<中禅寺湖>がきれいに見える。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の景色
五大堂からの景色。右手には<男体山>が見えるはずだが、あいにく雲がかかっている...( ;∀;)
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
本堂の正面、湖畔側に建つ<愛染堂>。愛染明王像を安置。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
<愛染堂>正面。映画『愛染かつら』のロケ地として有名になり、縁結びに御利益があるとされているとのこと。
日光山中禅寺(輪王寺別院)の建物その他
日光山内と比べると観光客は圧倒的に少ないが、見どころが多く、堂宇内の拝観にはお寺の方のガイド付き。眺望も素晴らしく、普通に観光地としても秀逸。かなりおススメ!

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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