駿河神社

静岡県 岩波駅

「全國敬神婦人連合会並びに静岡県敬神婦人連合会、更に静岡県神社庁・同神社総代会は、国立駿河療養所の入所者が神社の施設を欲していることを知り、昭和三十二年四月二十日これを設立する事を議決した。
此の計画に対し、伊勢神宮から、去る昭和二十八年第五十九回式年遷宮の際の摂社一宇（伊勢市宇治館町鎮座　大山祇神社々殿）を下賜せらることとなった。
建設地は入所者が最も清浄な地としているこの場所を選定し、昭和三十二年十二月十五日に竣功した。
完全なる神社摂社が地方に原型のまま建てられたものは全国に類の無い事である。神社名の由来については此の地が駿河の國であり、此の国立駿河療養所の名に因んだものである。」
（境内の石碑「駿河神社創立記」、平成二十五年より抜粋）