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しげつでん|曹洞宗

指月殿の御由緒・歴史
静岡県 修善寺駅

ご本尊釈迦如来坐像
開山・開基北条政子
ご由緒

伊豆最古の木造建築と言われ、鎌倉時代初期の建築物とされている。

修善寺に幽閉されその後、暗殺された鎌倉幕府二代将軍 源頼家の菩提を弔うため、源頼朝の正妻であり、尼将軍としても知られる北条政子により造られ修禅寺に寄進された。

御本尊は釈迦如来座像で鎌倉時代作とされるが、持ち物がない筈の釈迦像が右手に蓮の花を持っているという珍しい座像である。
釈迦如来坐像の両側には、かつて二体の仁王像が安置されていたが、2014年に修禅寺の山門改修により遷座された。

また、元からの渡来僧で、書家として知られる一山一寧(いっさんいちねい)の書とされる扁額が掲げられていたが、現在は保存のため修禅寺に保管され、代わりに複製の扁額が掲げられている。

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