臨済宗大徳寺派
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曹源寺について
江戸時代までは下記の『増訂豆州誌稿』の中にもあるように当地では有数な大寺院であった。明治初期の廃仏毀釈と当時の檀家であった有力な神道指導者の影響より檀家は離散す。当時の大寺院だった名残りは寺北側を走る県道の狩野川の橋の名前『大門橋』がある。現在の小坂全体が境内で、その山門が『大門橋』となって今日まで伝えている。また本尊は聖観世音菩薩で鎌倉時代三代将軍源実朝寄進の仏像で中国の宗より取り寄せたものであるといわれている。山号の『日金山』は箱根の熱海側にある有名な山であるがその麓の伊豆山に創建されたのが曹源寺の山号の由来となっている。その後短い年月の中現在地の小坂に移転し七堂伽藍の建物がある大寺院となったと歴史書に記述されている。戦国時代前は開山の黙翁禅師が仏光国師(臨済宗円覚寺開山)の弟子で円覚寺派であったが小田原北条氏の時代になると北条五代の菩提寺である早雲寺の末寺で大徳寺派の寺となった。本堂・庫裡などの建物がいつ焼失したが不明であり、江戸期までの過去帳などもない。現在は本尊の観音様と小さなお堂と庫裡(農家形式の江戸時代建物)があるのみ。
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名称 | 曹源寺 |
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電話番号 | 055-948-6880 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
詳細情報
宗旨・宗派 | 臨済宗大徳寺派 |
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ご由緒 | 源実朝公が大宋国より拝請した聖観音菩薩が久しく禁中に安置されており、鎌倉にお下げがないので、実朝は多いに怒った。そこで安達盛長は兵二千騎をもって将軍の怒りを宮中に訴えたところ、叡慮により安達盛長の館に下された。盛長はこれを鎌倉に奉ったので、実朝観悦斜ならずと 。その後、正慶年(西暦1332年)中ごろ鎌倉兵乱の折、曹源寺開山黙翁禅師が当国に持ち来たり、此処に寺を建てて安置した。
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