浄土宗
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楽しみ方稲田寺のお参りの記録一覧

ここも幕末の開港の舞台となるお寺です。
ロシアの使者プチャーチンが訪れています。
当時の忙しい時を静かに阿弥陀様が見守っている。
そんなお寺でした。





下田市の寺院の2寺目は、敷根山 稲田寺を参拝しました。いなだてら ではなく、とうでんじ と読みます。伊豆急・下田駅より商店街方面に行くメインストリートであるマイマイ通りから少し入った所に在ります。
浄土宗で、本尊は阿弥陀如来。
本尊以外にもう1躯ある阿弥陀如来坐像は市指定文化財です。
1466年に利覚(法蓮社本誉)により創建。幕末開港時にはロシア使節との交渉の際に宿舎とし、その後に下田奉行伊沢美作守が宿舎とした。また、1854年の安政の東海地震・津波後には仮奉行所ともなった。
道の突き当りに山門があり、境内に停めさせて頂きました。山門正面に本堂、本堂右側に庫裏です。山門をくぐった直ぐ右側に阿弥陀堂があります。
先ず本堂に上がらせて頂きました。須弥壇には阿弥陀三尊。左の脇間の手前に閻魔王と地蔵菩薩。右の脇間に烏天狗? 其々に手を合わせました。阿弥陀堂に入らせて頂いて良いのかわからず、庫裏にて御朱印をお願いする際にお聞きした所、扉は開けてあるので御朱印を書いている間に観てきて下さいとの事。それではと阿弥陀堂の扉を開けるとドン!と大きな阿弥陀如来坐像(市指定文化財)、左右に観音菩薩と勢至菩薩で阿弥陀三尊。阿弥陀如来坐像は高さ208cmもあります。丸顔で優しいお顔の定朝様、平安時代末期の作、稲田寺の末寺の西向院から遷されたとの事です。両菩薩は江戸時代の作、やや技量や趣きの違いが感じられます。
お願いしておいた御朱印を受け取って失礼しました。

御朱印

山門

本堂

本堂本尊・阿弥陀如来立像(阿弥陀三尊)

閻魔王

地蔵菩薩

阿弥陀堂

阿弥陀三尊

阿弥陀如来坐像(市指定文化財)




観音菩薩

勢至菩薩

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