せいぼんじ
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清梵寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2024年03月07日(木)
参拝:2024年2月吉日
平安時代の初め頃、安房の国に得萬長者という信心深い人がいた。ある時朝廷から召され京都から帰郷の途中、原宿に立ち寄りそこで長旅の疲れから病気となり、亡くなった。従者は長者の遺言に従い、大きな塚を築いて手厚く葬った。
その後長者の妻は出家して梵貞尼と名を改め、原宿の夫の墓に詣でたとき、近くの網元の家で休んでいると、その網元が生前夫が信心していた地蔵尊を網にかけて持ち帰った。梵貞尼の孝貞に心打たれた網元も出家して清信禅居士と名を改め、梵貞尼と力を合わせて堂を建て地蔵菩薩を安置したという。 そしてこの地に、山号を得萬山と号し、清信、梵貞の2字をとった清梵寺を建てた。
これが大塚のいわれと清梵寺の縁起である。
この大塚は、昭和34年(1959年)に当時の原町教育委員会によって調査されたが、原地区ではこの古墳が一番大きく、発掘の結果から埋葬施設をもたない低墳丘の古墳で、おそらく平安時代頃(8世紀)のものであろうと推定されている。数百年前より原のお地蔵さんとして親しまれ、毎年の縁日には近郷近在から大勢の参拝者が訪れる。当日は新亡供養のほか、参拝者がお札を流して精霊送りをする。特に夕方から夜になっての参拝者が多く、露店も約30店くらい出る。
この日に参詣すると普段以上にご利益があると信じられている。
(沼津市のページより)
敷地内の奥にある優しいお地蔵さま達に魅かれる。そんな寺院だ。
こちらでは、住職夫人より地元民でないとわからない話を聴かせて頂いた。
この辺りのお寺は、お寺の中に天神さまや金比羅様などがあり、普通に
「天神さま」「金比羅さま」などと呼ばれているそうで、タクシー運転手さんには、寺院の名前ではなく、通名で告げる人もいるらしい。正式の寺院の名前を行先に言う人もいるらしく、タクシー運転手はどちらも覚える必要があるのだとか。
ちなみに、こちらのお寺は「地蔵さん」と呼ばれている。
また、無量堂の経緯も教えてくださった。京都の妙心寺が土地を買い取ってくれ、白隠禅師の生地に記念のような形で建てられたらしい。
本当に沼津市の地では、人の縁を有難いと思えるのであった。
その後長者の妻は出家して梵貞尼と名を改め、原宿の夫の墓に詣でたとき、近くの網元の家で休んでいると、その網元が生前夫が信心していた地蔵尊を網にかけて持ち帰った。梵貞尼の孝貞に心打たれた網元も出家して清信禅居士と名を改め、梵貞尼と力を合わせて堂を建て地蔵菩薩を安置したという。 そしてこの地に、山号を得萬山と号し、清信、梵貞の2字をとった清梵寺を建てた。
これが大塚のいわれと清梵寺の縁起である。
この大塚は、昭和34年(1959年)に当時の原町教育委員会によって調査されたが、原地区ではこの古墳が一番大きく、発掘の結果から埋葬施設をもたない低墳丘の古墳で、おそらく平安時代頃(8世紀)のものであろうと推定されている。数百年前より原のお地蔵さんとして親しまれ、毎年の縁日には近郷近在から大勢の参拝者が訪れる。当日は新亡供養のほか、参拝者がお札を流して精霊送りをする。特に夕方から夜になっての参拝者が多く、露店も約30店くらい出る。
この日に参詣すると普段以上にご利益があると信じられている。
(沼津市のページより)
敷地内の奥にある優しいお地蔵さま達に魅かれる。そんな寺院だ。
こちらでは、住職夫人より地元民でないとわからない話を聴かせて頂いた。
この辺りのお寺は、お寺の中に天神さまや金比羅様などがあり、普通に
「天神さま」「金比羅さま」などと呼ばれているそうで、タクシー運転手さんには、寺院の名前ではなく、通名で告げる人もいるらしい。正式の寺院の名前を行先に言う人もいるらしく、タクシー運転手はどちらも覚える必要があるのだとか。
ちなみに、こちらのお寺は「地蔵さん」と呼ばれている。
また、無量堂の経緯も教えてくださった。京都の妙心寺が土地を買い取ってくれ、白隠禅師の生地に記念のような形で建てられたらしい。
本当に沼津市の地では、人の縁を有難いと思えるのであった。
すてき
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