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大井神社ではいただけません
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おおいじんじゃ

大井神社のお参りの記録(1回目)
静岡県島田駅

投稿日:2022年03月03日(木)
参拝:2022年2月吉日

【駿河國 式内社巡り】

大井神社は、静岡県島田市大井町にある神社。国史見在社(式外社)で、旧社格は県社。現在は神社本庁の別表神社。祭神は弥都波能売神(みづはのめ;水の神)、波邇夜須比売神(はにやすひめ;土の神)、天照皇大神(日の神)の3柱。大井川の神霊を祀る神社で、3年に一度開催される島田大祭(帯祭り)で知られる。大井川流域に50社以上分布する「大井神社」の中心的神社。

創建は不詳。国史の初見は『日本三代実録』865年条に「大井神」の神階昇叙の記載がある。社伝によると元は大井川上流の谷畠村大沢(現榛原郡川根本町)に祀られていたが、鎌倉時代1276年の大井川の洪水で島田に漂着し、下島に祀られるようになったという。江戸時代の1604年に大井川の堤防決壊により一時別地に遷座したが、1615年に下島に復帰、1689年に島田宿の発展に伴い現在地に遷座している。戦国時代には今川氏真から朱印地を受け、江戸時代には除地を与えられた。明治時代に入り、近代社格制度のもと郷社に列し、その後県社に昇格した。

当社は、JR東海道本線・島田駅の北方300mほどの市街地の真ん中の平地にある。境内は広く、大きな社殿の周りには日本庭園が造られていたりして、かなりきれいにされており、見て廻っていて気持ちが良い(境内南側に「宮美殿」という大きな鉄筋コンクリ造りの建物があって、結婚式場としても人気みたい)。地元民の生活に溶け込んだ、老若男女が集うきれいな大社といったところ。

今回は、国史見在社、旧県社、別表神社であることから参拝することに。参拝時は平日の午前中で、地元のご老人衆、小さな子供を遊ばせる若いママさん、パパさん、神社好きと思しき女性連れなど、いろんなタイプの人が集まっていた。
大井神社の鳥居
境内東端入口にある<鳥居>と<社号標>。
大井神社の建物その他
鳥居をくぐると参道の左右に児童用遊具がある。右側には昔ながらの売店がある。
大井神社の手水
参道を進んで左側にある<手水舎>。
大井神社の建物その他
参道右側にある、江戸時代・元禄2年(1689年)銘の<社号標>(左側)と元禄十六年(1703年)銘の<奉献燈籠>(右側)。社号標は、当社が現在地に遷座した時に建立されたもの。
大井神社の像
参道右手に現れた、日本三大奇祭「島田の帯祭」の<大奴像>(右)と<鹿島踊り・三番叟像>(左)。
大井神社の本殿
<拝殿>全景。
大井神社の狛犬
拝殿前左側の<狛犬>。石製ではなくブロンズ製かな。
大井神社の狛犬
拝殿前右側の<狛犬>。凛々しい風貌。
大井神社の本殿
<拝殿>正面。外側上部と内側上部に「大井神社」の扁額。
大井神社の手水
拝殿前左側にある<双龍の手水>。大井神社の祭神は水の神。地下から汲み上げているとのころ。
大井神社の末社
拝殿前左手にある<祓戸神社>。
大井神社の庭園
拝殿に向かって左手には、美しい日本庭園が広がる。
大井神社の建物その他
拝殿に向かって右手にある<社務所>。御朱印はこちら。
大井神社の本殿
社務所から見た<社殿>全景。
大井神社の本殿
社殿の左側に廻って、拝殿の後ろにある<本殿>。
大井神社(静岡県)
社殿の左側のエリアに境内社などがあるので見て廻る。
大井神社(静岡県)
社殿の左側にある<田のかみさま>。
大井神社(静岡県)
続いて<大井天満宮>全景(中央の小さい社)。
大井神社の狛犬
大井天満宮の<撫で牛>。
大井神社の末社
大井天満宮の社殿。
大井神社の末社
大井天満宮の左隣にある<春日神社>。
大井神社の末社
春日神社の左隣にある<静霊神社>の鳥居。
大井神社の本殿
<静霊神社>の拝殿。
大井神社の建物その他
<静霊神社>の拝殿左側にある<日清日露戦役紀念之碑>。
大井神社(静岡県)
<静霊神社>の本殿。
この後、境内南側に長い参道があったので、最南端まで見て廻る。
大井神社の鳥居
境内南端入口の<鳥居>と<社号標>。こちらが正規の入口なのかしら。
大井神社の建物その他
鳥居の左側にある燈籠。別名<道中飛脚奉納燈籠>と呼ばれ、1856年に江戸・大阪間で活躍した飛脚たちが道中と大井川越えの無事を祈って奉納した。
大井神社の建物その他
鳥居の右側にある燈籠。
大井神社の建物その他
鳥居をくぐって正面を向くと、広い参道が長く続く。両側の石垣は、江戸時代に大井川の川越人足たちが河原の丸石を積み上げて造ったとのこと。
大井神社(静岡県)
参道を進むと、左側に「宮美殿」という大きな建物が。結婚式場みたい。社殿近くに日本庭園がある理由にも納得。
大井神社の手水
参道左側の<手水舎>。
大井神社の建物その他
参道左側の<帯塚>。
大井神社の建物その他
参道上にある<神橋(しんばし)>。元は1713年に建立されたが、老朽化のため数年前に架け替えられた。
大井神社の建物その他
神橋の左側にある<大井川神社最古の燈籠>。江戸時代の寛文三年(1663年)銘。
大井神社の本殿
神橋を越え、参道右手にある<大井恵比寿神社>の拝殿。
大井神社の末社
<大井恵比寿神社>の拝殿(右)と本殿(左)。
大井神社の建物その他
大井恵比寿神社の左脇にある、大正時代に立てられた<先賢碑>。江戸時代の代官・長谷川藤兵衛長勝・長春、『駿河記』の著者・桑原藤秦の事蹟を伝える。
大井神社の建物その他
南参道の帯祭ブロンズ像近くにある<常夜燈籠>。江戸時代に建造されたものを平成になって復元したもの。
大井神社の庭園
最後に、社殿近くの日本庭園。このエリアを散歩しているだけでも気持ちが良い。(^▽^)/

すてき

御朱印

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惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

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