御朱印・神社お寺の検索サイト楽しみ方
四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年11月四天王寺聖徳太子1400年限定御朱印大バナー2024年11月
冨士浅間宮ではいただけません
広告

ふじせんげんぐう

冨士浅間宮のお参りの記録(1回目)
静岡県愛野駅

投稿日:2022年03月28日(月)
参拝:2022年2月吉日

【遠江國 式内社巡り】

冨士浅間宮(ふじ・せんげんぐう)は、静岡県袋井市国本にある神社。式内論社で、遠江國の三之宮論社。旧社格は郷社。祭神は木花開耶姫命。本殿は国指定の重要文化財。

社伝によると、平安初期の807年、征夷大将軍の坂上田村麻呂が東征の折、浅間大神の神力により東国を平定したことから、その報恩のため創建、併せて太刀を奉納した。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「遠江國 山名郡 郡邊神社 小」の論社となっており、他の論社としては赤尾渋垂郡辺神社(袋井市)、七ツ森神社(袋井市)がある。戦国時代の天正年間(1573年~1592年)には武田氏の兵火により焼失したが、1590年に地頭の本間源三郎が再建、江戸時代の1638年に久野城主・北条氏重により現在地に遷座した。

当社は、JR東海道本線・愛野駅の北北西2kmあまりの小丘の上にある。境内のある小山のすぐ南側に東名高速道路が通っていて、さらに南側数百mのところに鳥居があることから、参道や境内地が高速道路建設で分断されたのだと思われる。現在は、高速道路のすぐ北にある東向きの細い階段が参道。丘の上の平地は広々としていて、参道突き当りに手水舎があり、右に行くと当社、左に行くと摂社・原川浅間宮がある。見どころは、国指定の重要文化財になっている本殿。味のある古めかしい拝殿と合わせて、時の流れを感じさせてくれる趣がある社殿となっている。

今回は遠江國の式内論社、三之宮論社ということで参拝することに。参拝時は休日の午後、自分以外には参拝者はいなかった。
冨士浅間宮の建物その他
境内南端にある<社号標>。階段は東向きで、途中で右向き(北向き)に曲がる。この場所のすぐ南側に東名高速道路が通っていて、その下を通るトンネルがある。
(地味な入口なので、最初に横を通る時は見逃してしまった。(^_^;))
冨士浅間宮の鳥居
階段を登り切ったところにある<鳥居>。
冨士浅間宮の建物その他
鳥居から振り返ると、(写真では分かりにくいが)東名高速道路が見える。
冨士浅間宮の山門
鳥居をくぐって参道を進むと<神門>がある。
冨士浅間宮の建物その他
神門をくぐったところから参道の先を望む。
冨士浅間宮の手水
参道の突き当りにある<手水舎>。ここから右に進むと当社。左に進むと当社境内摂社の<原川浅間宮>。
冨士浅間宮の建物その他
高木の林を抜けると社殿が見えてくる。
冨士浅間宮の本殿
<社殿>遠景。高木が林立する中にあって、社殿周りだけぽっかり空が開いている。
冨士浅間宮の狛犬
拝殿前左側の<狛犬>。
冨士浅間宮の狛犬
拝殿前右側の<狛犬>。
冨士浅間宮の本殿
<拝殿>全景。屋根が低いので横に長く見える。
冨士浅間宮の本殿
<拝殿>正面。古い拝殿なので高さが低い。
冨士浅間宮の本殿
<拝殿>正面上部の扁額。
冨士浅間宮の本殿
<拝殿>内部。ひろびろ。建物は古いが、非常にきれいにされている。
冨士浅間宮(静岡県)
拝殿に向かって左側にある建物。
冨士浅間宮の本殿
建物前から見た<社殿>全景。大きく威風堂々としている。
冨士浅間宮の本殿
拝殿後ろの<幣殿>と<本殿>。本殿は室町時代の特色を示す三間社流造、檜皮葺で、桃山時代の1590年に建立され、江戸前期の1638年に現在地に移築されたもの。檜皮葺の屋根は2018年に葺き替えられている。国指定の重要文化財。
冨士浅間宮の本殿
美しい造形の<本殿>。シンプルな躯体に檜皮葺の屋根の美しさが際立つ。
冨士浅間宮(静岡県)
社殿左側奥にある<八王子社>。
冨士浅間宮の末社
本殿後方にある境内社群。左から順に<天伯社>、<齋宮司(しぐじ)社>、<神明神社>、<稲荷社>、<秋葉神社>、<冨士神社>。
冨士浅間宮の末社
社殿右側奥にある<谷田宮社(やだのみやしろ)>。
冨士浅間宮の本殿
社殿右側から見た<本殿>。
冨士浅間宮(静岡県)
拝殿の右側にある<社務所・神饌所>。
冨士浅間宮の本殿
最後に<社殿>全景。
冨士浅間宮(静岡県)
参拝を終え車に乗り、東名国速道路の下を通るトンネルを抜け500mほど南下すると国道1号線に出る。信号待ちでボケっと前方を見ていたら、さらに南に<一の鳥居>を発見。かつては一の鳥居から社殿まで1km近くあったと分かりびっくり。(^▽^)/

すてき

みんなのコメント0件)

ログインしてください

ログイン無料登録すると、投稿へコメントできます。

投稿者のプロフィール

惣一郎さんのプロフィール画像

惣一郎1269投稿

2020年1月から寺社仏閣巡りを始めた初心者です。東京在住です。
クルマとバイク、旅行が趣味なので、近くから遠くまで、精力的にお参りしています~♪

■2023年も引き続き、日本各地(目標:寺社巡りをしたことのない都道府県をなくす)を廻ってみたいと思っています~♪ (^▽^)/

①そろそろ<西国・坂東・秩父百観音巡礼>を結願したい。
  残りは和歌山県と、兵庫県日本海側、バイクで行ける近場の秩父。
②天孫降臨の<南九州>を巡る。
③いつかは廻ってみたい<四国八十八カ所巡り>。

(1月)東京都、熊本県、宮崎県、鹿児島県
(2月)福岡県、佐賀県、長崎県、徳島県
(3月)広島県
(4月)大阪府、兵庫県

■2022年は、良かった寺社を再訪しながら、日本各地(目標:47都道府県、実績:20都道府県)の寺社仏閣を廻ってみました(449寺社)。

東京都、三重県、岐阜県、愛知県、静岡県、山梨県、沖縄県、滋賀県、福岡県、長野県、
兵庫県、岩手県、埼玉県、長野県、北海道、富山県、青森県、福井県、佐賀県、山口県

■2021年は、寺院にも力を入れてみました(574寺社)。

①寺院は巡礼を中心に。西国三十三、江戸三十三、鎌倉三十三、秩父三十四、関東三十六、北関東三十六、関東八十八、東国花の寺百ヶ寺。
②神社は、引き続き延喜式内社、旧社格県社以上、総社、一国一社八幡宮、神社本庁の別表神社。
③関東なら鎌倉、やっぱり京都・奈良、チャンスがあれば憧れの熊野・四国・九州。

■2020年は、寺院も神社もよく分からないので、分かりやすそうな神社を中心に回り始めました(366寺社)。

①関東圏の延喜式内社 + 坂東三十三観音。
②関東以外に旅行に行くときは一之宮。
③チャンスがあれば、憧れの伊勢や出雲。

惣一郎さんの投稿をもっと見る

ホトカミ見ました! で広がるご縁

ホトカミを見てお参りされた際は、
もし話す機会があれば神主さんに、「ホトカミ見てお参りしました!」とお伝えください。
神主さんも、ホトカミを通じてお参りされる方がいるんだなぁと、ホトカミ無料公式登録して、情報を発信しようという気持ちになるかもしれませんし、
「ホトカミ見ました!」きっかけで豊かな会話が生まれたら、ホトカミ運営の私たちも嬉しいです。
冨士浅間宮の投稿をもっと見る7件
コメント
お問い合わせ