ふじせんげんぐう
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冨士浅間宮ではいただけません
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冨士浅間宮のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年03月28日(月)
参拝:2022年2月吉日
【遠江國 式内社巡り】
冨士浅間宮(ふじ・せんげんぐう)は、静岡県袋井市国本にある神社。式内論社で、遠江國の三之宮論社。旧社格は郷社。祭神は木花開耶姫命。本殿は国指定の重要文化財。
社伝によると、平安初期の807年、征夷大将軍の坂上田村麻呂が東征の折、浅間大神の神力により東国を平定したことから、その報恩のため創建、併せて太刀を奉納した。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「遠江國 山名郡 郡邊神社 小」の論社となっており、他の論社としては赤尾渋垂郡辺神社(袋井市)、七ツ森神社(袋井市)がある。戦国時代の天正年間(1573年~1592年)には武田氏の兵火により焼失したが、1590年に地頭の本間源三郎が再建、江戸時代の1638年に久野城主・北条氏重により現在地に遷座した。
当社は、JR東海道本線・愛野駅の北北西2kmあまりの小丘の上にある。境内のある小山のすぐ南側に東名高速道路が通っていて、さらに南側数百mのところに鳥居があることから、参道や境内地が高速道路建設で分断されたのだと思われる。現在は、高速道路のすぐ北にある東向きの細い階段が参道。丘の上の平地は広々としていて、参道突き当りに手水舎があり、右に行くと当社、左に行くと摂社・原川浅間宮がある。見どころは、国指定の重要文化財になっている本殿。味のある古めかしい拝殿と合わせて、時の流れを感じさせてくれる趣がある社殿となっている。
今回は遠江國の式内論社、三之宮論社ということで参拝することに。参拝時は休日の午後、自分以外には参拝者はいなかった。
境内南端にある<社号標>。階段は東向きで、途中で右向き(北向き)に曲がる。この場所のすぐ南側に東名高速道路が通っていて、その下を通るトンネルがある。
(地味な入口なので、最初に横を通る時は見逃してしまった。(^_^;))
(地味な入口なので、最初に横を通る時は見逃してしまった。(^_^;))
階段を登り切ったところにある<鳥居>。
鳥居から振り返ると、(写真では分かりにくいが)東名高速道路が見える。
鳥居をくぐって参道を進むと<神門>がある。
神門をくぐったところから参道の先を望む。
参道の突き当りにある<手水舎>。ここから右に進むと当社。左に進むと当社境内摂社の<原川浅間宮>。
高木の林を抜けると社殿が見えてくる。
<社殿>遠景。高木が林立する中にあって、社殿周りだけぽっかり空が開いている。
拝殿前左側の<狛犬>。
拝殿前右側の<狛犬>。
<拝殿>全景。屋根が低いので横に長く見える。
<拝殿>正面。古い拝殿なので高さが低い。
<拝殿>正面上部の扁額。
<拝殿>内部。ひろびろ。建物は古いが、非常にきれいにされている。
拝殿に向かって左側にある建物。
建物前から見た<社殿>全景。大きく威風堂々としている。
拝殿後ろの<幣殿>と<本殿>。本殿は室町時代の特色を示す三間社流造、檜皮葺で、桃山時代の1590年に建立され、江戸前期の1638年に現在地に移築されたもの。檜皮葺の屋根は2018年に葺き替えられている。国指定の重要文化財。
美しい造形の<本殿>。シンプルな躯体に檜皮葺の屋根の美しさが際立つ。
社殿左側奥にある<八王子社>。
本殿後方にある境内社群。左から順に<天伯社>、<齋宮司(しぐじ)社>、<神明神社>、<稲荷社>、<秋葉神社>、<冨士神社>。
社殿右側奥にある<谷田宮社(やだのみやしろ)>。
社殿右側から見た<本殿>。
拝殿の右側にある<社務所・神饌所>。
最後に<社殿>全景。
参拝を終え車に乗り、東名国速道路の下を通るトンネルを抜け500mほど南下すると国道1号線に出る。信号待ちでボケっと前方を見ていたら、さらに南に<一の鳥居>を発見。かつては一の鳥居から社殿まで1km近くあったと分かりびっくり。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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