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あきはさんほんぐうあきはじんじゃかみしゃ

秋葉山本宮 秋葉神社 上社のお参りの記録一覧(2ページ目)
静岡県 早瀬駅

惣一郎
惣一郎
2022年03月06日(日)
1269投稿

【遠江國 古社巡り】

秋葉山本宮秋葉神社(あきはさん・ほんぐう・あきは~)(上社)、静岡県浜松市天竜区春野町領家にある神社。旧社格は県社で、現在は神社本庁の別表神社。主祭神は火之迦具土大神(秋葉大神、江戸期は秋葉大権現)。

創建は不詳。社伝によると、神体山・霊山の秋葉山は上古より仰がれてきたが、飛鳥時代の709年に山が鳴動し火が燃え上がったため、元明天皇の御製を賜り、初めて社殿が建立されたとしている。以後、仏教や修験道が入り、神仏習合の霊山として発達。戦国時代には一時荒廃したが、徳川家康と関係のあった可睡斎の禅僧・茂林光幡が秋葉寺を曹洞宗の別当寺として以降、徳川幕府による寺領の寄進など厚い庇護を受け、次第に発展した。この頃は、禰宜、僧侶(曹洞宗)、修験(当山派)の三者が奉仕し、別当は僧侶が務め、秋葉山山頂には本社と観音堂を中心に本坊、多宝塔など多くの建物が建ち並び、修験も最大三十六坊あったと伝わる。

徳川綱吉の治世のころから、秋葉大権現は神道、仏教、修験道が混淆した「火防(ひぶせ)の神」として全国的に知られるようになり、爆発的に信仰を集めるようになって、各地で秋葉講が組成され大勢の参詣者を集めた。明治に入り、神仏分離令、修験宗廃止令により、火之迦具土大神を祭神とする「秋葉神社」と改称し、県社に列格した。太平洋戦争中の1943年に山頂(上社)が山麓から発生した山火事の類焼により山門を除く建物すべてを焼失、戦後山麓に下社を造営し祭祀を継続した。1986年に現在の神社社殿を再建し再興を果たした。

当社は、天竜浜名湖鉄道・天竜二俣駅の北東14km、道のり23kmの秋葉山山頂にある。車によるすれ違いが困難な箇所もある山道を山頂近くまで登ると、かなり広い駐車場があり、巨大な青銅鳥居と巨大な狛犬たちに迎えられる。階段が中心のきれいに整備された参道を進むと大きな隋神門を通過し、やがて大きな社殿等が集まったエリアに到着する。上社の再建時期がバブル期ということもあって、社殿やその周りはかなり大きく、非常にきれいに整備されている。(その分、古社の味わいはないけど...(^_^;)

今回は、旧県社、別表神社、秋葉神社の総本宮であることから参拝することに。参拝時は平日の午後で、公共交通機関では不便で、自家用車でも道が狭くて多少の困難を伴う場所であるにもかかわらず、自分以外にも何組かの参拝者が訪れていた。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の鳥居

境内入口の巨大な<大鳥居>。両側の鳥居も巨大。手前は駐車場。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

参道をずんずん進む。参道はきれいに整備されていて、舗装路か階段。谷側には極太の杉の巨木が林立している。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の山門

参道を進むと<西ノ閽(にしのかどもり)の神門>が現れる。2005年竣工。四神の彫刻で有名らしい。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の自然

神門の手前左側にある<巨木の根株>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の芸術

神門左側の<玄武>の彫刻。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の芸術

神門左側の<白虎>の彫刻。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の山門

神門をくぐる。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の芸術

神門裏左側の<朱雀>の彫刻。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の芸術

神門裏右側の<青龍>の彫刻。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

しばらく進むと参道が右側に折れ、大きな建物が現れる。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の手水

さらに進むと参道の谷側に<手水舎>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の体験その他

さすが秋葉大明神、手水舎には<火打石>が取説付きで置いてある。
(さっき自分が下社で買ったヤツですね...(^_^;))

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の景色

手水舎からの谷側の景色。はるかに遠都淡海、遠州灘を望む。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

参道の山側には<社務所>。御朱印はこちら。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

いよいよ本殿に続く階段かな?

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の鳥居

階段を登り切ったところにある<幸福の鳥居>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

幸福の鳥居の段にも境内社などが見えるが、後回しにして先に社殿に参拝する。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の狛犬

階段下左側の<狛犬>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の狛犬

階段下右側の<狛犬>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の本殿

階段を登り切ったところから<拝殿>全景。立派な社殿。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の本殿

<拝殿>正面。扁額はない。代わりに細かい彫刻がたくさん掲げられている。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の芸術

彫刻はよく見ると<十二支>みたい。こちらは<戌年>の彫刻。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の芸術

こちらは<巳年>の彫刻。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社のおみくじ

拝殿向かって右側にある、御籤掛けは<金の御御籤>でいっぱい。これも有名で人気らしい。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の末社

拝殿の右側から奥を覗くと、本殿の横あたりに小さな社が見える。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の本殿

<拝殿>を斜めから。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の本殿

<拝殿>を逆の斜めから。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の鳥居

一段下を見下ろすと、<幸福の鳥居>の向こうに平地が見える。ここは標高866mの秋葉山山頂。(o^―^o)

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の本殿

拝殿後方の<本殿>。拝殿は非常に大きいが本殿は小さめ。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の本殿

全体として、非常に大きく立派な<社殿>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の景色

参拝を終えて、一段下を見て廻る。まさに天空の神社。(o^―^o)

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

まず階段を下りて左側にある<神楽殿>。正面にはジュビロ磐田の巨大絵馬。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の末社

神楽殿の左奥にある<境内七社>。左から順に<風神社>、<白山社>、<山神社>、<山姥社>、<小国社>、<天神社>、<水神社>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の狛犬

神楽殿前から<社殿>を見上げる。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

神楽殿の参道を挟んで逆側にある<神恵岩>。火打石をこすると火花が飛ぶ。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の末社

神恵岩の後方にある<境内社三社>。左から順に<祓戸社>、<内宮社>、<外宮社>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

境内社三社の左側にある<授与所>。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の鳥居

最後に<幸福の鳥居>をくぐって帰路に就く。

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の狛犬

大鳥居まで戻って来る。後ろの車(この日自分が借りたレンタカー)と比べると、狛犬の巨大さがよく分かる。(^▽^)/

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ナオ ユキオ
ナオ ユキオ
2021年01月15日(金)
289投稿

よさこい◆御朱印を巡る 其の三

 国道から林道に入って山道を上ること30分、更に駐車場から大鳥居をくぐって参道の階段を上がること15分、秋葉山の頂きにあるその佇まいや眼下の景色は別格です。
 混雑を避けるため、松の内が開けた平日に参拝しましたが、お正月の金字の入った御朱印をいただけました。また御本殿前の黄金の鳥居には茅の輪も設けられていました。
 お昼時でしたので境内にある秋葉茶屋さんで、大椎茸そばともみじ田楽をいただいてきました。
 お天気も良く穏やかな日で、良い初詣になりました。

   ◆   ◆   ◆   ◆

 地元浜松で活動している学生よさこいチーム「浜松学生連 鰻陀羅」さんが2018年度に、秋葉の火まつりを題材として演舞されていました。

 十三代目「燈神火」(ともしび)

厳かで美しく、特に夜の舞台が「映える」演舞です!

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の御朱印

直書きでいただきました

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の御朱印帳

秋葉神社の火まつり(火の舞)や秋葉山のモミジが入った御朱印帳です

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の鳥居

参道入口の大鳥居

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の山門

西のカドモリの神門

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他
秋葉山本宮 秋葉神社 上社の鳥居

幸福の鳥居と茅の輪

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

毎年12月に行われる秋葉の火まつりの舞の舞台となる神楽殿

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の本殿

綺麗な御本殿

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の景色

眼下の眺望は最高です!

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の建物その他

嵐の二宮さんがテレビ番組のロケで訪れた際のものだそうです

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の食事

肉厚な椎茸の旨味炸裂!

秋葉山本宮 秋葉神社 上社の食事

自宅へのお土産に、縁起物です!

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