かくるじんじゃ
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賀久留神社ではいただけません
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賀久留神社のお参りの記録(1回目)
投稿日:2022年03月12日(土)
参拝:2022年2月吉日
【遠江國 式内社巡り】
賀久留神社(かくる~)は、静岡県浜松市中区神ヶ谷町にある神社。式内社で、旧社格は県社。祭神は闇御津羽神、闇淤加美神、氣長帶比賣命、誉田別命、玉依比賣命。古くから雨乞いの神として知られ、雨乞いの竜の面の伝説が残っている。
創建は不詳。社伝によると、平安時代の863年に神階奉授の記録がある。927年に編纂された『延喜式神名帳』に記載のある「遠江國 敷智郡 賀久留神社 小」に比定されている。南北朝時代1338年に宗良親王の御祈願、室町時代1419年に将軍・足利義直による社殿造営、戦国時代1541年に国司・今川義元による社殿再建と社領寄進、安土桃山時代1601年に伊奈備前守忠次が黒印地15石寄進、1648年徳川家光が朱印地15石寄進、遠江浜松藩初代藩主・松平信祝以降歴代藩主からの奉幣と寄進の記録がある。明治時代に入り、近代社格制度のもと県社に列格、1930年の昭和天皇行幸の際には、陛下が当社所有宝物を天覧された。
当社は、JR東海道本線・高塚駅の北方4kmの丘陵地帯のなだらかな南斜面にある。現在の境内地は広くはなく、境内西側が大通りに面し、小さな入口から少し上がると、社殿周りのちょっとした境内地があるのみ。境内北側、南側を寺院に挟まれているせいか、雰囲気は何となく寺院風。サイズ的には旧村社格から小さめの旧郷社ぐらい。御神木の樹齢800年と言われる巨木が古社であることを語ってくれる。
今回は、遠江國の式内社、静岡県の旧県社ということで参拝することに。参拝時は平日の午後、参拝者は自分以外には見掛けなかった。
※当社では、拝殿に書置きの御朱印が置いてあるため、社務所が無人でも御朱印を拝受できる。
境内南端入口の<鳥居>と<社号標>。社号標には「式内 賀久留神社」とある。
鳥居の右側、境内の南側は敬雲寺という寺院。(境内北側は洞雲寺という寺院。)
鳥居の右側、境内の南側は敬雲寺という寺院。(境内北側は洞雲寺という寺院。)
鳥居をくぐり、階段を少し上がるともう一つ<社号標>がある。こちらには「式内 県社 賀久留神社」と刻まれている。
階段を登り切ると<隋神門>がある。
隋神門の手前、参道左側にある<手水舎>。
隋神門をくぐったところから<社殿>を望む。
階段を登った左側にある<狛犬>。
階段を登った右側にある<狛犬>。
<拝殿>全景。瓦葺のシンプルな造り。
<拝殿>正面。ちゃんと扉が開いていて、内部も綺麗にされている。御朱印は賽銭箱の横に書置きがある。
拝殿後方の<本殿>は、瑞垣に囲われていて、拝殿とは分離している。また境内社もこの瑞垣の中に建っている。(当地では珍しい鉄製篝火が気になる...(^_^;))
瑞垣内の南西角にある<西宮神社>。
瑞垣内の北西角、本殿の左隣にある<五本楠神社>ほか2社。
瑞垣内の北側中央にある<本殿>。高床になった正統派の造り。
瑞垣内の北東角にある境内社。
瑞垣内の南東角にある境内社と建物。
拝殿に向かって右手にある<社務所>。宮司さんがいらっしゃる時は、御朱印はこちら。
社務所前から見た<社殿>全景。
左側の狛犬の後ろにある建物。
社殿の左手奥を見ると、かなり巨大な樹木が立っている。
御神木の<夫婦木楠>。樹高35m、樹齢800年。根回りの力強さが美しい!(o^―^o)
古社を何百社見て廻っても、なかなか出会わない巨木。大きな立看板がかなり小さく見える。
古社を何百社見て廻っても、なかなか出会わない巨木。大きな立看板がかなり小さく見える。
境内西側の道から南方向を望む。のどかな環境にある。(^▽^)/
すてき
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惣一郎1269投稿
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