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遠江國式内社巡り 其の十八
■神社名 渭伊神社(イイジンジャ)
■御鎮座 浜松市旧北区引佐町井伊谷
■御祭神 玉依姫命
品陀和気命
息長足姫命
■御例祭 十月十五日
■式内社 遠江國六十二座引佐郡六座
渭伊神社(イイノカミノヤシロ)
■旧社格 郷社
渭伊神社は延喜式神名帳の遠江国六十二座引佐郡六座の一社に列する古社です。
◆遠江國は現在の静岡県西部の大井川以西、引佐郡は浜名湖北東部の支湖細江引佐や都田川流域の辺りを示します。
平安時代編纂の「日本三代実録」貞観八年(八六六)の項に「遠江国正六位上蟾渭神」とあり、この蟾渭神(センイシン)が渭伊神社の旧御社名とされています。
かつては井伊家菩提寺でもある龍潭寺の境内にあったとも云われ、神仏習合時代には八幡大菩薩として祀られました。
南北朝争乱の時代の中で現在地に遷座され、井伊谷八幡宮とも称され井伊谷と井伊家の氏神様として崇敬されました。
◆天白磐座遺跡
渭伊神社御本殿の背後、薬師山と呼ばれる丘陵に並び立つ巨石群は、神の拠り所である磐座として遥か古墳時代から鎌倉時代まで続いた祭祀場でした。
この巨石群の「磐座」としての位置付けや、渭伊神社との関連性については色々な解釈があるようですが、特に三体の巨石が頂きにに並び立つ様は渭伊神社と併せてこの場所が井伊谷の人々にとって信仰上の重要な場所であったことは、肌感覚で感じ取れることが出来ました。
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渭伊神社に参拝に上がった時は(大概自分一人しか居ないので)境内は脇を流れる神宮寺川のせせらぎの音と、心地好く吹き抜ける風に包まれ、奥の磐座の存在感と相まって、御神気を存分に独り占め出来る(気がする)とても好きな空間です。
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四季折々の催しや限定の御朱印をお受けするのも楽しみではありますが、今改めて地元遠州の古社式内社を巡らせていただき造詣を深めよう、と思い立っての巡拝です。
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井の国 を巡る 其の三
渭伊神社
遠江國引佐郡六座の内に列する式内社で、創建年は不明ながらもかつては八幡宮として井伊谷龍潭寺付近に在ったものを、南北朝時代に現在の場所に遷座したとされます。
井伊家始祖の共保公はこの元八幡宮の井戸から出現したという伝承もあり、龍潭寺側の田園の中には今も「共保公出生の井戸」の史跡が遺ります。
さて、
古代には渭伊郷と呼ばれた井伊谷において、その郷名を今に伝える渭伊神社は、群在する巨石を神の依代とした古代祭祀遺跡「天白磐座遺跡」を背に鎮座されています。
古来からの祭祀の場に井伊谷の氏神様が遷されたことで、この場所が真に井の国と井伊家の信仰の中心地であった事が伺えます。
磐座を後にし神社に戻ると、三方を神宮寺川とその支流に囲まれる境内は、水のせせらぎの音に包まれ心地の良い風が通り抜けます。
アミニズムを身近に感じられる場所ではないかと思います。
🏃次回は井伊谷城に登城します🏯
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浜松神社巡り⑬井伊家の産土神であり、元は龍潭寺境内にあり、南北朝の争いの際に遷座されたとされる。(別説もあり)狛犬も鳥居もなく、無人の神社ですが、式内社として格式は高い。井伊谷宮には多くの参拝者が訪れますが、こちらを参拝する人は少ないようです。本殿背後の薬師山頂上には天白磐座遺跡があり、古代祭祀場であったと推察されます。時間があれば登りたかったのですが、どのくらいの高さか?道の状態も判らないのでパスしました。今回ナビに従い到着しましたが、どうやら違う道だと鳥居がある様です。又境内に入ると水の音がよく聞こえ、下を流れる神宮川の流れが聞こえてくるようです。拝殿に用意されていた御朱印を戴き、井伊谷を後にしました。

社号碑

天白社


灯籠

手水舎

手水鉢

神楽殿

御神木





灯籠


享保十一年(1726)奉納の灯籠




大正十四年(1925)奉納の灯籠




拝殿

本殿 御祭神:品陀和気命・息長帯比売命・玉依比売命


天白磐座遺跡説明板

境内社 榊󠄀本社(楠本稲荷社) 御祭神:倉稲魂命・猿田彦命・大宮売命

境内社 金山社 御祭神:金山彦命・金山姫命

境内社

境内社 菅原社 御祭神:菅原神

境内社 御鍬社 御祭神:伊雑波止美命・玉柱漸姫命

境内社 水神社 御祭神:弥都波能売命

境内社 若宮八幡社 御祭神:大雀命



境内社

境内社 英霊社 御祭神:戦没者21柱の英霊

境内社 稲荷社 御祭神:猿田彦命・倉稲魂命・大宮売命
祖霊社 御祭神:祖神



井伊家所縁の地「井伊谷」に在って、龍潭寺や
井伊谷宮は何回かお詣りさせて頂きましたが、
今回は少しその先まで足を延ばしてみました。
渭伊神社とその奥にある天白磐座遺跡を目指し
て、カーナビの示す通りに向かいましたが、
直前まで新しめな住宅地が続いていて、本当に
ここにあるのかと思いましたが、どっこい在り
ました。
神社自体は元々は龍潭寺の境内にあったそうで
すが、「井伊」ではなく「渭伊」である事が、
その歴史の古さを物語っているそうです。
さほど大きくはない境内ですが、とても綺麗に
整えられていて、直ぐ下を流れる神宮寺川の音
と風が相まって、とても心地よい空間でした。
御本殿の脇を登っていくと、境内遺跡と表され
ている「天白磐座遺跡」があります。
古墳時代から続く古代の巨石祭祀場の遺跡との
ことで、きっと井伊家の武将方や井伊谷の人々
にとっても、拠り所であったのかなと思い巡ら
せたりもしました。
戦国浪漫を飛び越えた古代浪漫に少し気圧され
たせいか、拝殿にあった書き置きの御朱印(箱
から持ち出すスタイル)を拝受するのを忘れて
しまいましたw
静岡県のおすすめ3選🎍
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