とおとうみぶんきいなりじんじゃ
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遠江分器稲荷神社のお参りの記録一覧
ナオ ユキオ
2021年10月29日(金)
289投稿
街の中のお稲荷さん 其の三
浜松の中心市街地の裏通りの一角に佇むお稲荷
さんです。
「分器」はこの辺りの旧い地名で、度量衡に携
わる役人が居た事に由来するそうです。
(度量衡というのは租税・貨幣・土地制度等の
確立の為、計量に用いる長さ(度)体積(量)
重さ(衡)の基準を定めた制度で、分器はそれ
に用いる計量器のことです)
由緒書きには坂上田村麻呂、源頼朝、徳川家康
三人の征夷大将軍に係わる記述があり驚きまし
た。
創建は徳川家康公が三河から浜松に入った永禄
十一年(1568)にという説もありますが、浜松城
の前身である曳馬城の城下宿場町の賑わいの中
に鎮座されていた様です。
家康公が曳馬城を大規模拡充し浜松城に移ると
この辺りは武家屋敷になり、神社のすぐ西隣に
は彼の徳川四天王の一人、本多忠勝公の屋敷が
あったとされています。
慶長九年(1604)に家康公の命に依り修造され
たという御本殿は、戦災により失われしまった
のは残念ですが、今もなお地域の方々に崇敬さ
れ、また憩いの場であることが感じられました。
御神木
奉納のぼりが境内を囲んでいました
本多忠勝 屋敷推定地の標柱
家康に過ぎたるものが二つあり 唐の頭に本多平八
御朱印は書き置きのものが設置されています
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