岐佐神社のお参りの記録(1回目)
静岡県弁天島駅

遠江國式内社巡り 其の一

■神社名　岐佐神社（ｷｻｼﾞﾝｼﾞｬ）

■御鎮座　浜松市旧西区舞阪町

■御祭神　蚶貝比売命（ｷｻｶﾞｲﾋﾒﾉﾐｺﾄ）
　　　　　蛤貝比売命（ｳﾑｶﾞｲﾋﾒﾉﾐｺﾄ）

■御例祭　旧暦九月十四日十五日
　　　　　舞阪大太鼓まつり

■式内社　遠江國六十二座 敷智郡六
　　　　　「岐佐神社」

■旧社格　郷社

舞阪漁港からも程近い小高い場所に鎮座される岐佐神社は、延喜式神名帳の遠江国六十二座、敷智郡六座の一社に列する古社です。
■遠江國は現在の静岡県西部の大井川以西、敷地郡は浜名湖東岸から浜松市南西部の辺りを示します。

御祭神に蚶貝比売命（赤貝の神様）と蛤貝比売命（蛤の神様）の二柱をお祀りする、全国的にも大変珍しい神社です。
古代神話のなかで「因幡の白兎」の段の後、兄神たちの嫉妬と謀略により命を奪われた大穴牟知命（大国主命）を甦らせたとされる、貝の化身の女神様である御祭神は、海と繋がりの深い当地の氏神様となり、水産漁業の守り神として崇敬されています。

参拝に上がると、海チカの小高い丘の上の境内に清々しい風が通り抜けます。
御祭神の「癒し」の空気に包まれる様です

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四季折々の催しや限定の御朱印をお受けするのも楽しみではありますが、今改めて地元遠州の古社式内社を巡らせていただき造詣を深めよう、と思い立っての巡拝です。

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