ながはまじんじゃ
長浜神社のお参りの記録一覧(2ページ目)
5年ぶりにお参りしました。たくさん御朱印が増えていてびっくりしました。書いてもらう御朱印もスタンダードなものから,季節限定のもの,鯛や招き猫のもの,稲穂のものがあり,また,炙り出しで出てくる御朱印もあり,どれにしようか凄く悩みました。宮司さんが全て目の前で手書きしてくださったのですが,色々なお話をしてくださりとても楽しかったです。鳥取の金持神社と神様が同じで,神主さんのルーツを辿ると金持神社が分家筋になるというお話など,勉強になりとても面白かったです。次にお参りする時はどの御朱印をお願いしようかなぁ。
スタンダードな御朱印です。神社名は金と黒と選べるそうです。初穂料は同じなので金をオススメしているとの事でした。
炙り絵御朱印です。おみくじみたいで楽しいです。
社務所にオーブントースターがあり,その場で炙ります。
今回はカルガモでした。交通安全のご神徳です。
色々な種類の御朱印です。
選ぶのにとても悩みます。手前の真ん中の緑色の御朱印が季節限定のものです。また左上の御朱印は斎庭の稲穂(ゆにわのいなほ)と読みます。
御由緒です。お話にあった金持神社のことも書いてありました。
もう一つ御由緒です。
賤ヶ岳の七本槍の1人片桐且元が弓矢を立てかけたという松です。
出雲神話にとってはかなり重要な神様なのに他の記述にはほとんど出てこないという、不思議なヤツカミズオミヅヌ。八束郡っていう地名はこの神様から来てるのかな?もう無くなっちゃったけど八束郡…。
さてこの神社はソフトバンクのCMで「スマネ」というだじゃれと共に紹介されました。
ズーズー弁である出雲弁は、発音上「シ」が「ス」になる、ということをソフトバンクの誰かが知っていたことになります…♪
見た瞬間に長浜神社ってわかったのはちょっと独特の形をしているんです。拝殿が細い柱で支えられたようなデザインになっているからです。
ヤツカミズオミヅヌ神は出雲国風土記の中で一番最初に出てくるお話に登場します。
出雲の国を作るためにいろんなところから縄をかけて土地を引っ張ってくるという壮大なお話。
この国引き神話は子供の頃から聞かされて育った話です。
この時に北陸や朝鮮を引っ張ってくるのですが、それらはおそらくその地域との交流があったことを表しているだろうと言われています。
さてこの神社はスポーツ祈願などが行われます。
また、ここには「厳藻かけ」という風習があります。
これ「いづもかけ」と読み、「出雲」の地名由来の諸説ある中のひとつと言われています。
これは忌み事があった後などに海へ入り禊を済ませた後、海中のホンダワラをとってきてお参りし、ここへかけるというもの。
出雲地方の神社には時々、カラカラに乾いた海藻がかけられている棚があるのですがそれがこれです。
長浜神社は山の中にあって大階段を上った先にあるのですが、場所は「長浜=長い浜」で、国引きを行った際の縄が浜になったと言われるエリアにあります。
出雲大社からは少し距離がありますが、出雲大社参りの後高速道路へ向かう方向にあるので立ち寄りやすいと言えます。
とても立派な神社で出雲にとっては重要な神様がいるところですので、ぜひ皆さんに見ていただきたい神社です。
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