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楽しみ方熊野大社のお参りの記録一覧(5ページ目)

主祭神として「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命(素戔嗚尊)」を祀った大社造の本殿を持つ神社で、出雲國の一之宮になります。出雲國は出雲大社も含めて一之宮が二社あることになります。
創建年代は不明とされていますが、延喜式では熊野坐神社名神大、出雲国風土記では熊野大社の名で記されています。また、日本書紀には西暦659年に斉明天皇の勅命で社殿を修造したと記載されていることから、創建はかなり古い時代だということになりますよね。
この熊野大社は火の発祥の神社として「日本火出初之社」とも呼ばれ、毎年10月に行われる鑚火祭では、出雲大社の宮司さんが燧臼と燧杵を受け取りに訪れられるそうです。
社伝によると、鎮座地である熊野村の住人が紀伊國に移住した際に分霊を勧請したのが熊野本宮大社の元であるということです。
(説はいろいろありますが本当のことは誰にも分かりません)
神前結婚や結婚写真の前撮り、初詣などで人気が高い神社です。境内はいつも空気がピンと張り詰めた感じで気持ちの良い場所です。パワースポットとしても人気のある神社ですね。個人的に好きな神社です。
御朱印は社務所で頂きました。

神橋(八雲橋)と鳥居

社号標と神橋(八雲橋)

随神門から見た拝殿

拝殿

拝殿内

本殿

社殿全景

舞殿

鑚火殿

夕暮れ時の境内

#熊野大社
ご祭神はイザナギノヒマナゴ-カブロギ-クマヌノオオカミ-クシミケヌの命
#伊邪那伎日真名子加夫呂伎熊野大神櫛御気野命
出雲国風土記では熊野加牟呂乃命、熊野大神。”出雲の国造かんよごと”では加夫呂伎熊野大神、櫛御気野命。
パンフによれば、この名前はスサノオの尊の尊称にあたるそうだ。
ちなみに和歌山県の熊野三山は、スサノオの尊をケツミコの大神あるいはケツミミコの命と呼ぶ。クシミケヌのケもケツミコのケも、食物を意味するらしい。
#櫛御気野命 #素戔嗚尊
亀太夫神事に関する記述を読むと、誰が書いたものでもつい、「熊野大社は出雲大社よりも上位に置かれていたのでは?」という印象を抱いてしまう。
この儀式を抜きにしても、出雲を旅して僕は、オオクニヌシの大神よりもスサノオの尊の方が強い存在感を放っているように感じた。
出雲で12か所の神社に参拝したが、その中にスサノオの尊を祀りオオクニヌシの大神を祀っていない神社は何か所かあった。一方、反対にオオクニヌシの大神のみの神社は出雲大社だけだ。しかも、あちらでは本殿のすぐ背後の少し高くなったところに、スサノオの尊を祀る素鵞社が立つ。
今回はお参りできなかったが、やはり出雲の代表的な神社に含まれるであろう、日御碕神社(出雲市)、須佐神社(同上)、須我神社(雲南市)も、同様にスサノオの尊だけだ。

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