くまのたいしゃ
熊野大社のお参りの記録一覧(3ページ目)
全国一宮巡拝で訪れました。
参拝日の10月15日は例祭の次の日で、特殊神事の「鑽火祭(さんかさい)」が行われました。
別名「亀太夫神事(かめだゆうしんじ)」とも呼ばれ、出雲大社が11月23日の古伝新嘗祭で使う火を起こす道具である「燧杵(ひきりぎね)」と「燧臼(ひきりうす)」を熊野大社から借り受ける神事です。
この二つは熊野大社では『神器』とされています。
祭事の詳細をブログにて投稿しております。
一の鳥居
二の鳥居
10月の行事日程
神門前
社殿
熊野大社祭員参進
神器を出雲側に渡す場面
鑽火殿へ神器を移動
出雲大社宮司による『百番の舞』
摂社・伊邪那美神社
鑽火殿に安置された神器
さざれ石
出雲国一之宮である熊野大社をお参りしました。
到着した時は辺り一帯白煙に包まれておりましたので、火事か何かかと心配しましたが、川の土手の枯れ草を燻していたようです。
煙たいのが収まってからご参拝しました。
この写真では収まってますが、着いたばかりの時は一面真っ白でした
黒く見える所に枯れ草を集めて燻していたようです
二回目の参拝は、平成二十七年四月に『出雲國意宇六社めぐり』という、出雲國意宇郡(いずものくにのおうのこおり)にある六つの古社をめぐる、松江駅発のバスツアーで参拝しました。
熊野大社境内にある「ゆうあい熊野館」では、意宇六社のうち、出雲国庁跡に隣接する、出雲國総社であったとされる「六所神社」(延喜式内社/出雲國意宇郡/佐久佐神社)に伝わる「御田饌神事」で供される熟饌九台の神饌を参考にして、ゆうあい熊野館の料理長が地元の食材で創作された「意宇川御膳」をいただきました。大変おいしくいただきました。
また意宇六社めぐり特製の御朱印帳に御朱印をいただきました。
感謝です!!拝。
意宇川御膳
熊野大社では
4月13日に御櫛祭りが行われます。
御祭神である素戔嗚尊(スサノオノミコト)が
大蛇を退治し両親の許しを得、
御櫛を髪にさして稲田姫命と婚約した故事に
基づき、摂社稲田神社に御櫛を捧げるという
ロマンチックなお祭り。
可愛いお嫁さんもらって、
櫛なぞ髪に差しちゃって、
この頃は初々しく可愛げもあったのに、
歳月は流れ、
自分の娘をもらいに来た葦原色許男命
(アシハラシコオノミコト=大国主命)には
「俺の髪の虱を取れ」と命令しておき
髪の中にムカデをうじゃうじゃ仕込む
意地悪じいさんに成り果てた素戔嗚尊。
スサノオ!
あの頃の可愛らしさはどこへ行っちゃったの?
熊野大社御櫛。
故事、お祭りに因んで作られたもの。
ガイドブックで見、どうしても欲しくて
やっと手に入れました😄
#熊野大社
ご祭神はイザナギノヒマナゴ-カブロギ-クマヌノオオカミ-クシミケヌの命
#伊邪那伎日真名子加夫呂伎熊野大神櫛御気野命
出雲国風土記では熊野加牟呂乃命、熊野大神。”出雲の国造かんよごと”では加夫呂伎熊野大神、櫛御気野命。
パンフによれば、この名前はスサノオの尊の尊称にあたるそうだ。
ちなみに和歌山県の熊野三山は、スサノオの尊をケツミコの大神あるいはケツミミコの命と呼ぶ。クシミケヌのケもケツミコのケも、食物を意味するらしい。
#櫛御気野命 #素戔嗚尊
亀太夫神事に関する記述を読むと、誰が書いたものでもつい、「熊野大社は出雲大社よりも上位に置かれていたのでは?」という印象を抱いてしまう。
この儀式を抜きにしても、出雲を旅して僕は、オオクニヌシの大神よりもスサノオの尊の方が強い存在感を放っているように感じた。
出雲で12か所の神社に参拝したが、その中にスサノオの尊を祀りオオクニヌシの大神を祀っていない神社は何か所かあった。一方、反対にオオクニヌシの大神のみの神社は出雲大社だけだ。しかも、あちらでは本殿のすぐ背後の少し高くなったところに、スサノオの尊を祀る素鵞社が立つ。
今回はお参りできなかったが、やはり出雲の代表的な神社に含まれるであろう、日御碕神社(出雲市)、須佐神社(同上)、須我神社(雲南市)も、同様にスサノオの尊だけだ。
主祭神として「伊邪那伎日真名子 加夫呂伎熊野大神 櫛御気野命(素戔嗚尊)」を祀った大社造の本殿を持つ神社で、出雲國の一之宮になります。出雲國は出雲大社も含めて一之宮が二社あることになります。
創建年代は不明とされていますが、延喜式では熊野坐神社名神大、出雲国風土記では熊野大社の名で記されています。また、日本書紀には西暦659年に斉明天皇の勅命で社殿を修造したと記載されていることから、創建はかなり古い時代だということになりますよね。
この熊野大社は火の発祥の神社として「日本火出初之社」とも呼ばれ、毎年10月に行われる鑚火祭では、出雲大社の宮司さんが燧臼と燧杵を受け取りに訪れられるそうです。
社伝によると、鎮座地である熊野村の住人が紀伊國に移住した際に分霊を勧請したのが熊野本宮大社の元であるということです。
(説はいろいろありますが本当のことは誰にも分かりません)
神前結婚や結婚写真の前撮り、初詣などで人気が高い神社です。境内はいつも空気がピンと張り詰めた感じで気持ちの良い場所です。パワースポットとしても人気のある神社ですね。個人的に好きな神社です。
御朱印は社務所で頂きました。
神橋(八雲橋)と鳥居
社号標と神橋(八雲橋)
随神門から見た拝殿
拝殿
拝殿内
本殿
社殿全景
舞殿
鑚火殿
夕暮れ時の境内
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