春日神社

滋賀県 高月駅

《鳥居と社号碑》

《神像の由来》
４体の神像が伝わっているようです。現在南側にある冷水寺は本来こちらの境内にあったそうなので、神仏分離によってこちらに移動したのでしょうか。

《由緒書き》
興福寺の社坊(これが現在の冷水寺？)であったことから春日神社が建ち、広峯神社が遷座、合祀され、そしてこの森は「乎弥の森」と呼ばれていました。乎弥というと式内社に乎弥神社が伊香郡にありそちらとの関連もありそうです。

《手水舎》
水は流れています。洗ひつるここも…(略)

《社務所》
普段は無人のようです。

《芳名者一覧》

《祓殿》

《出雲神社》

《御神木》

《御手洗池》
この宇根の地域には醒ヶ井の清水と称されるほどの水源があったそうです。残念ながら今はこのように枯れています。
冷水寺の由来はこの水源であると看板に書かれています。

《拝殿》
滋賀県内には長浜・米原・多賀・愛荘・東近江・甲賀と琵琶湖の東から南にかけて多くの春日神社があります。多くの分社を持つ神社の中で春日神社は興福寺の寺領として奉納のあった地に御礼として分社する形で広がりました。

《拝殿前》🙏
鈴緒が朱・黒・白で組まれています。

《大水別神社》
👁チェックポイント‼️
近江国伊香郡の式内社「太水別神社」の論社に挙げられています。大水別神社の論社に共通するのは社名の通り水源とその分岐点に由来する場所の神社であることで、当社においては前述の醒ヶ井の清水と呼ばれた水源があったことに由来すると思われます。

《記念碑》
大水別神社には社号碑がありませんが、出雲神社との間にあるこの記念碑で社名を把握することができます。

無人のお宮さんですが気持ちの良いお宮さんです。

拝殿を前から

横側から。