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長尾護国寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2023年08月15日(火)
参拝:2023年7月吉日
今回は滋賀県湖北地域の寺院巡りです。
先ず1寺目は、米原市に在る伊吹山 長尾護国寺です。正式名は惣持寺。
真言宗豊山派で、本尊は毘沙門天。
この本尊・毘沙門天立像は登録名が天部形立像で県指定文化財、お前立ちの毘沙門天立像も県指定文化財です。(現在は2躯が横に並んで安置してあります。)
651年に慈照上人が開山されたかなりの歴史がある寺院です。「基本」タブに当寺院の方が由緒等を投稿されていますので詳細は割愛します。山野草が有名で、山野草を愛でる方々が多数いらっしゃるそうです。
名神関ヶ原ICを降り、国道365号を長浜市方面へ進み、伊吹山登山口を過ぎたら右折して北進。見た覚えがある景色だなあと思ったら、奥伊吹スキー場(現在はグランスノー奥伊吹)へ向かう道でした。旧道に並走して新道が出来ていますが、当然旧道から少し東(山側)へ上がった所に在ります。道が細く、まあまあの急坂。坂の突き当たりが寺院で、手前右側に4~5台分の駐車場がありましたので、停めさせて頂きました。城壁の様な立派な石垣の間の石段を上がると境内で、正面に茅葺き屋根の本堂と庫裏です。私、観光寺院以外は念のために(何度も足を運べないので)事前に連絡してから伺う事にしていますので、庫裏で連絡した者ですと告げると横の本堂から入ってくれと。(こちらはご住職か奥様がいらっしゃるので、事前連絡は不要です。)
本堂に上がらせて頂き、ご住職にご案内頂きました。掲載した写真でわかりますように一見すると寺院の本堂と言うより田舎の住宅です。奥の座敷に須弥壇が設えてあり、阿弥陀三尊、地蔵菩薩、不動明王が祀られていました。天井には山野草が描かれていました。目当ての仏像は別の棟という事で、先に御朱印を頂戴し、併せて拝観料(300円)を納めました。
本堂を出て少し上がると毘沙門堂、こちらに県指定文化財の毘沙門天像が安置されています。この仏像は元は奥の院に安置されており、遺跡散策・巡拝コースを廻れば奥の院へ行けますが、平成元年に現在位置に毘沙門堂を新築し、奥の院から遷されました。毘沙門堂に入ると正面に2躯の仏像が並んでいます。右側には奥の院本尊だった伝毘沙門天立像(登録は天部形立像)で、高さ約179cm、平安時代前期~中期の作、簡素な彫りですが、口を開け、神秘的で何か訴えてくるものがあります。左側には奥の院の本尊お前立だった毘沙門天立像で、高さ約167cm、平安時代後期の作、天邪鬼を踏み、豊かな体躯でがっしりしています。製作時期が100年位違うとこれだけ像様が違う事を間近に実感出来るのは有難いです。
当初の予定では、遺跡散策・巡拝コースを廻る積りでしたが(巡るのに約30分)、ついついご住職とのお話が長くなってしまい、次へ急ぐ必要があったため次回にする事にしました。
先ず1寺目は、米原市に在る伊吹山 長尾護国寺です。正式名は惣持寺。
真言宗豊山派で、本尊は毘沙門天。
この本尊・毘沙門天立像は登録名が天部形立像で県指定文化財、お前立ちの毘沙門天立像も県指定文化財です。(現在は2躯が横に並んで安置してあります。)
651年に慈照上人が開山されたかなりの歴史がある寺院です。「基本」タブに当寺院の方が由緒等を投稿されていますので詳細は割愛します。山野草が有名で、山野草を愛でる方々が多数いらっしゃるそうです。
名神関ヶ原ICを降り、国道365号を長浜市方面へ進み、伊吹山登山口を過ぎたら右折して北進。見た覚えがある景色だなあと思ったら、奥伊吹スキー場(現在はグランスノー奥伊吹)へ向かう道でした。旧道に並走して新道が出来ていますが、当然旧道から少し東(山側)へ上がった所に在ります。道が細く、まあまあの急坂。坂の突き当たりが寺院で、手前右側に4~5台分の駐車場がありましたので、停めさせて頂きました。城壁の様な立派な石垣の間の石段を上がると境内で、正面に茅葺き屋根の本堂と庫裏です。私、観光寺院以外は念のために(何度も足を運べないので)事前に連絡してから伺う事にしていますので、庫裏で連絡した者ですと告げると横の本堂から入ってくれと。(こちらはご住職か奥様がいらっしゃるので、事前連絡は不要です。)
本堂に上がらせて頂き、ご住職にご案内頂きました。掲載した写真でわかりますように一見すると寺院の本堂と言うより田舎の住宅です。奥の座敷に須弥壇が設えてあり、阿弥陀三尊、地蔵菩薩、不動明王が祀られていました。天井には山野草が描かれていました。目当ての仏像は別の棟という事で、先に御朱印を頂戴し、併せて拝観料(300円)を納めました。
本堂を出て少し上がると毘沙門堂、こちらに県指定文化財の毘沙門天像が安置されています。この仏像は元は奥の院に安置されており、遺跡散策・巡拝コースを廻れば奥の院へ行けますが、平成元年に現在位置に毘沙門堂を新築し、奥の院から遷されました。毘沙門堂に入ると正面に2躯の仏像が並んでいます。右側には奥の院本尊だった伝毘沙門天立像(登録は天部形立像)で、高さ約179cm、平安時代前期~中期の作、簡素な彫りですが、口を開け、神秘的で何か訴えてくるものがあります。左側には奥の院の本尊お前立だった毘沙門天立像で、高さ約167cm、平安時代後期の作、天邪鬼を踏み、豊かな体躯でがっしりしています。製作時期が100年位違うとこれだけ像様が違う事を間近に実感出来るのは有難いです。
当初の予定では、遺跡散策・巡拝コースを廻る積りでしたが(巡るのに約30分)、ついついご住職とのお話が長くなってしまい、次へ急ぐ必要があったため次回にする事にしました。
すてき
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nomuten973投稿
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