きゅうこさん せいがんじ|曹洞宗|吸湖山
吸湖山 青岸寺へのアクセス・駐車場
参拝時間 | 拝観可能時間
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参拝にかかる時間 | 10分 |
電話番号 | 0749-52-0463 お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。 |
メールアドレス | seiganji.maibara@gmail.com |
ホームページ | http://www.seiganji.org |
駐車場に関する投稿
滋賀県湖北地域の寺院巡りの5寺目は、1寺目の在った米原市に戻って、米原市米原に在る吸湖山 青岸寺です。
曹洞宗で、本尊は聖観音。
この本尊・聖観音坐像は県指定文化財で、十一面観音立像は市指定文化財です。
こちらの境内には国指定名勝・青岸寺庭園があり、予約無しで拝観出来ます。但し、火曜日と第4、第5月曜日はお休みです。
延文年間(1356~61年)に当時の近江守護であった佐々木京極道誉が創建した米泉寺があったが、1504年の兵火で焼失。本尊の聖観音像のみが難を逃れ、その後小堂に祀られていた。江戸時代に入り、彦根の大雲寺三世の要津守三和尚が当地を遊行していた折に、朽ちた小堂に祀られた観音像を拝しひどく心を痛め、1650年に再興を期して当山に入山。敦賀の伊藤五郎助の尽力を得て再興。伊藤五郎助の諡号の青岸宗天から寺名を青岸寺としたとの事です。
JR米原駅から東へ500m、とても便の良い所に在ります。10台以上停めれる駐車場も参道手前にありましたので停めさせて頂きました。短めの参道を進むと山門、山門をくぐるとほぼ正面に本堂、右側に庫裏、庫裏の向かいに鐘楼です。庫裏に入り、呼び鈴を鳴らすと寺の方が来られて、拝観料(300円)をお支払いして、併せて御朱印帳を渡して御朱印をお願いしました。下駄箱に靴を入れて上がらせて頂きます。失礼ながら夏の時期の日中の一番暑い時間帯のため参拝者はおらず、貸切状態かなと思いきや下駄箱の履物の数から5、6組の参拝の方々がいらっしゃいました。
庫裏と本堂の間の客殿の脇を抜けて先ずは本堂へ。本堂須弥壇に本尊・聖観音坐像、高さ約80cm、像内の墨書から南北朝時代の1376年に京都の三条仏師が米泉寺の本尊として制作したとわかっています。願主・安置場所・仏師・制作年がわかる仏像は少ないと思います。バランスが良く、彫りが深めで鋭く感じます。お顔もきつ目で、じっと見詰められている感じでした。
左側の脇間(観音堂)には十一面観音立像、高さ約56cm、一木造、素地で彫眼、鎌倉時代後期の作と考えられています。すらっと細身ながらウエストは更に細いです。眼は閉じている様、「大丈夫、大丈夫」と目を細めて笑みを浮かべているのだろうか。
本堂の裏側に廻り込んで少し階段を上がると六湛庵という書院。庭園を上から眺める事が出来ます。庭園に沿って回廊があり客殿へ。客殿には寺院には珍しく喫茶コーナーがあります。コーヒーや抹茶を頂きながらのんびりと庭園を眺めるのも乙なものだと思います。
預けておいた御朱印帳を頂いて失礼する事にしました。
御朱印
山門
本堂
庫裏
鐘楼
本尊・聖観音坐像
左側の脇間(観音堂) 右側から十一面観音、三十三観音、役行者
十一面観音立像
役行者
客殿からの庭園
(安物の)スマホで撮ってみました
国指定名勝・青岸寺庭園
書院・六湛庵
書院から庭園方向
本堂側から山門方向
お寺の手前に駐車場があります。
本堂を外からお参りした段階では普通のお寺に見えたのですが、中を拝観するととても綺麗で驚きました。いろいろなアートが飾ってあり、お庭もとても綺麗でした。
千葉県行徳市の妙覚寺さんに房総唯一のキリシタン灯篭があってとても珍しいものと聞いて覚えていたのですが、ここにもキリシタン灯篭がありました。
とても印象深いお寺でした。
(御朱印第1167号、第1168号)
直書き
七福神(福禄寿)はイベントの関係でしまわれていて見れませんでした。
本堂
ここから入ってお寺内部やお庭を拝観できます。(有料)
キリシタン灯篭
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