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しょうでんじ|曹洞宗靈薬山

正傅寺へのアクセス
滋賀県 新旭駅

住所滋賀県高島市新旭町旭38
行き方
駐車場
近くの駅

◼︎JR湖西線
新旭駅から直線約900m
徒歩約21分
車で約4分
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◼︎JR湖西線
安曇川駅から直線約3.93km
徒歩約1時間34分
車で約19分
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◼︎JR湖西線
近江今津駅から直線約4.61km
徒歩約1時間50分
車で約23分
Googleマップでルートを確認



最寄駅ではなく、直線距離で最も近い駅を目安として表示しています。
Googleマップ等で出発地からのアクセスをご確認ください。
情報提供: HeartRails Express
電話番号0740-25-2241
お問い合わせの際は「ホトカミを見た」とお伝えいただければ幸いです。

駐車場に関する投稿

なむなむ
なむなむ
2023年06月12日(月)
160投稿

曹洞宗永平寺直末 靈藥山 正傳寺さんに参拝しました。
 當寺は、慶長十五年(一六一〇年)迄、天台宗域は臨済宗の僧侶が住持していましたが創草より四百七十年間の記録は無く、慶長十五年永平寺十九世祚球禅師を拝請して曹洞宗となりました。永平寺直末中本寺格で延享年間(一七四四年〜一七四八年)には末葉二十四寺院の本寺でした。
 六世安山儀全代より伏見御所、禅智院御所、霊鑑寺宮の帰依を受け、開山堂には今も伏見宮、轉輪院宮のお位牌が納まっています。今は見えませんが山門前の下乗牌そして本堂、薬師堂の向拝、菊花御紋が許されたお寺です。福井県大野市の宝慶寺開山寂圓禅師の法灯を傳えて昭和初期までは修行僧のいるお寺でした。
 薬師如来が靈亀に乗って辿り着いた「亀が池」は清水が滾々と湧き、以前は寺南側の澤に大山椒魚が棲み、たくさんの亀がみられました。亀は池から上がって本堂下の砂に卵を産み、小さな亀が池に向かって歩く生態系が最近までありました。平澤の正傳寺と称された理由です。清水は豊かで今も地下二十メートル以上打たれた鉄管より湧く水は飲料水として使っています。水屋の石組は享和二年(一八〇二年)再建された庫裡当時のもので以前は鉄管を打たず上水(うわみず)、下水(しもみず)に分かれていました。湧水の「おかげ」を求めて四季を通して見学に訪れる人も近年増加しています。

*本尊 釈迦牟尼佛
   脇侍文珠、普賢菩薩は伏見御所の寄進
*薬師如来(半丈六座像)
   体内銘・板絵で承安二年(一一七二年)に造像
   され文明十八年(一四八六年)比叡山より遷座
   された事が判明。全国で八十体目、県内では
   十八体目の胎内銘像の貴重な県指定文化財と
   して脇侍不動明王、毘沙門天立像と共に指定
   されています。
*半鐘
   元禄四年(一七〇一年)十月、永平寺三十五世
   晃全禅師より寄進。
*他の寺宝
  ・涅槃絵像   ・十六羅漢画像十六軸
  ・地蔵菩薩座像 ・観世音菩薩立像 
  ・磯野丹波守より除地折紙(天正二年ー
   −五七四年)
*本堂 
   寛政九年(一七九七年)より六年を費やして
   享和二年(一八〇二年)再建。禅智院御所より
   向拝、菊花御紋、霊鑑寺宮より客殿寄進。
*薬師堂
   寛永十六年(一六三九年)再建。禅智院御所よ
   り菊花御紋、伏見御所より堂前に永代常燈を
   寄進。両家より破風向拝寄進。
*山門  
   寛政三年(一七九一年)大津市北小松、伊藤斉
   兵衛氏より寄進。

<巡拝>
   釈迦三十二禅刹ー法脈正傳の寺
   高島西国二十一番札所
   高島四国五十三番札所
   西近江七福神(大黒天)
(パンフレット引用)

湖西北部参拝、先ずは高島市新旭町にあります、
靈藥山 正傳寺さんからスタートしました。
しかし、駐車場に車を止めますと、礼服姿の方々が。法要が行われている様子。
これはお邪魔する訳にはいかない、と、次に向かう予定の曹沢寺さんへ先に参拝し、結局、正傳寺さんには、帰り道の最後に参拝することとなりました。
境内は大変綺麗で、季節の花々が咲き、お寺のお孫さんたちが元気に駆けまわり、礼儀正しく挨拶をしてくれました。
夕方のお忙しい時間に参拝したにも関わらず、お寺の奥様が大変丁寧にご対応下さり、本堂、薬師堂とご案内、ご説明をして下さいました。
この場をお借りして御礼、感謝申し上げます🙏🏻☺️
時間が許されるならずっと居たい、そんな気持ちにさせて頂けた、温かいお寺さまでした。

正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺の建物その他
正傅寺の建物その他
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)

亀が池

正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)

平和祈念観音さま

正傅寺(滋賀県)

亀が池の真ん中に観音さまがいらっしゃいます

正傅寺の自然
正傅寺の建物その他
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)

御本堂

正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺の本殿

御本堂内

正傅寺(滋賀県)

御本尊 釈迦牟尼佛
  脇侍文珠、普賢菩薩は伏見御所の寄進

正傅寺(滋賀県)

左右には、十六羅漢が八体ずついらっしゃいます

正傅寺(滋賀県)

薬師堂
御本堂に隣接

正傅寺(滋賀県)
正傅寺の建物その他

薬師堂内

正傅寺の仏像

薬師如来(半丈六座像)
 体内銘・板絵で承安二年(一一七二年)に
 造像され文明十八年(一四八六年)比叡山
 より遷座された事が判明。全国で八十体
 目、県内では十八体目の胎内銘像の貴重
 な県指定文化財として脇侍不動明王、毘
 沙門天立像と共に指定されています。

正傅寺(滋賀県)

あまりの美しいお姿に、見惚れてしまいました。ずうっとこの場に居たくなるような気持ちになりました。☺️🙏🏻

正傅寺(滋賀県)

本来は秘佛で、三十三年に一度の御開扉でしたが、たくさんの方々から熱望され、参拝出来るようにされたとのお話でした。

正傅寺(滋賀県)

毘沙門天立像(県指定文化財)

正傅寺(滋賀県)

不動明王像(県指定文化財)

正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)

薬師如来修復の際の貴重なお写真を、
ご住職さまの奥さまが、親しく丁寧にご説明下さいました。感謝☺️🙏🏻

正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)
正傅寺(滋賀県)

清水は豊かで今も滾々と湧き、地下二十メートル以上打たれた鉄管より湧く水は飲料水として使っています。水屋の石組は享和二年(一八〇二年)再建された庫裡当時のもので以前は鉄管を打たず上水(うわみず)、下水(しもみず)に分かれていました。湧水の「おかげ」を求めて四季を通して見学に訪れ、容器を持参して汲み頂かれて行くそうです。
止めどもなく湧き上がる清水の水量に、驚きました😳
私も持っていたペットボトルに、恵みを分けて頂きました。
軟水で、とてもまろやかな美味しいお水でした。😋
また是非参拝したいお寺さまでした。
ありがとうございました☺️🙏🏻

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