旭野神社のお参りの記録(1回目)
滋賀県朝日野駅

東近江市で神社巡りに行ってきました。地域の氏神さまです。
創建年代は不明。
渡来人が石作りの技術を持ち込んだとされ、当社にも町指定文化財の七重塔が置かれている。
当社は古くは十禅師権現と言い、明治９年に旭野神社と改称しました。十禅師は日吉大社上七社の神の一つです。
近所の蒲生町岡本の高木神社、上麻生の旭野神社、下麻生の山部神社の三社合同で行う「ケンケト祭」は、７００～８００年近い歴史があります。
この祭りの伝承は村の起源につながっています。その昔、麻生庄来た神様が降雨のために日野川が氾濫し、橋が流されてしまい渡れなくなりました。橋に代わる物を探していた村人たちは、帯を巻き付けた七枚の板で仮橋を作り、神様を無事迎えました。そのときに、神様が村人に栽培するよう麻の種子を手渡したといいます。祭りには帯七本を一本の木太刀に掛けたものが奉納されることから、ケンケト祭は「帯掛祭り」との別名を持っています。