宝珠寺のお参りの記録(1回目)
滋賀県安土駅

滋賀県東近江地区の寺院巡りの4寺目は、3寺目の近江八幡市安土町から北西へ行った近江八幡市円山町に在る如意山 宝珠寺です。
天台宗で、本尊は毘沙門天。
この本尊・毘沙門天立像は重文です。宝珠寺は無住であり、重文の仏像を盗難から守るため本堂裏の収蔵庫に安置してあります。毎月第1日曜日にお勤め、1月の初寅の日に護摩法要があり、その時に伺えば毘沙門天立像を拝観できるようですが、事前予約すれば拝観可能との事でしたので予約して伺いました。(称名寺のご住職が宝珠寺を兼務、他にも兼務寺がありご多忙のため日程調整が難しいかもしれません。)

過去に兵火も含め何度も火災に遭ったため文書等が失われ創建等は不明。1754年に澄尭大和尚によって中興。宝珠寺は圓山(円山)神社の別当で、別当が円山神社の管理を行い、その下で宮司が神社を管理していたが、明治初期の神仏分離により宝珠寺の所領は全て円山神社に移され、本堂だけは宝珠寺として遺り、現在に至ります。
また、国が選定する重要文化的景観第1号として2006年に「近江八幡の水郷」が選定され、その重要景観構成要素として宝珠寺本堂も選定されたことから、老朽化が著しい状態だった本堂は2007年に修理が行われました。

－－－後日アップします。