だいほうじんじゃ
大宝神社のお参りの記録一覧
701年疫病を鎮めるために、追来神社の境内に創建された。
貞観年間(858年~867年)天台宗と神仏習合する。
1716年宝鏡寺宮の親王の病気平癒を祈願し、快癒したことから四脚門が寄進されている。
明治の神仏分離で、神宮寺の佛眼寺と別れた。
境内社の追来神社は大宝年間(701年~704年)より前に鎮座していたと伝わる。
追来神社本殿は1283年建築で重文指定されている。
拝殿
本殿
本殿
本殿
追来神社
追来神社
追来神社
稲田姫神社
八幡・蛭子神社、大国主神社
四脚門
四脚門
旧中山道沿いに鎮座されている大宝神社。
明治以前まで大宝天王宮・今宮応天大神宮とよばれ、 疫神を鎮める牛頭天王として信仰を集めているようです。
また大宝という名前からか、宝くじ当選祈願に訪れる方も多いようです。
以下、大宝神社御由緒より~
当神社は、701年(大宝元年)疫病流行の時、小平井村信濃堂(シナンド)(現在
の栗東市小平井)に降臨された素盞鳴尊(スサノヲノミコト)と稲田姫命を霊仙寺村
(栗東市霊仙寺)経由綣村(栗東市綣)の地先、追来神社境内に4月8日ご鎮座。
これにより疫病が鎮まったと伝えられる。
同年5月1日社名を大宝天王宮と勅定、正一位とされた。鎮座の意は、「神社啓
蒙」「和漢三才図絵」「牛頭天王暦編」等の書物に見ることができる。翌2年から
疫病が再び流行することを恐れて、健康を広く多くの人々に授かってもらえるよう
にと、神様に感謝して4月初子の日を例大祭と定めた。同年3月12日今宮応天大
神宮の神号勅定。858~867年(貞観)以降、密教天台宗融合の両部(リョウブ)神道
となった。
中世の大宝神社の祭礼、特に4月の例大祭・8月の相撲祭・雨乞い儀式は近郷
50余郷の氏子圏に及び、綣村生人講を中心に盛大に斎行されていた。また、境
内の建物・建造物も本殿を中心に境内社34社、建物は神宮寺の様相にて三重
搭大日・護摩堂・薬師堂・神楽堂・鐘桜堂・経堂等が建ち並び荘厳なる境内が
1713年(正徳3年)の資料から伺い知ることができる。
1433年(永亨5年)6月18日、6代目将軍足利義教公は、天下安全可抽を祈願し
神事領311石の地頭を寄進、その朱印は現存する。9代目将軍足利義尚公は、
佐々木高頼公を近江に遠征させ、陣中上鈎村に当神社の遥拝所を建立させた。
1545年(天文14年)に佐々木定頼公により社殿の修復がなされた。
1571年(元亀2年)織田信長の山門破却の神領没収により地頭は、上地となっ
た。しかし、1573~1591年(天正)1606年(慶長7年)の検地は、古来の由緒により免
除地となった。1629年(寛文6年)8月12日徳川将軍家は、綣村に渡邊山城守を
領地させ境内社日吉神社の燈明田一段歩を寄進、その後も他の社殿修復を子
孫に継いで怠らなかった。1713年(正徳3年)小槻禅珠が西坊法橋宮内郷を授か
り、同4年別当神應院禅珍は、法橋の官位を授かり百々御所(京都・宝鏡寺)へ
の館入を認められた。
1716年(享保元年)7月宝鏡寺宮の親王の病気平癒祈願を当神社に依頼され、
ご祈祷により全快され、そのお礼として四脚門両築地付をご寄進された。当初
は、桧皮葺きである1788年(天明8年)9月御室御所(京都・仁和寺)より紋章付提
燈(桜の二引)一対のご寄進があった。(現在も使用)
1868年(慶応4年)3月王政復古により神仏分離令と共に佛眼寺(京都四条道
場時宗金蓮寺末寺大宝山)との分離、神應院の院号破棄により、同年4月社名
を大宝神社と改めた。
滋賀県栗東市綣7丁目5-5
境内西側の鳥居
手水舎
参道
参道を進むと四脚門近くに南側の鳥居があります
四脚門
総欅造り、本瓦葺き、左右に築地付き
享保3年(1718年)、京都の宝鏡寺第111代後西天皇の理豊皇女から徳厳親王の病気が、この大宝神社の祈祷によって全快され、そのお礼に寄進・建立され、徳厳親王の書による「今宮応天大神宮」の扁額も寄進されたとのこと。
門横の築地塀に5本の白い線が入っているのは、宮中からの寄進であるため。
扁額「今宮応天大神宮」
拝殿
中門越しの本殿
本殿
中門には千羽鶴?
よく見ると宝くじ当選祈願奉納の札や、「高額当選ありがとうございました」の文字が書かれていました。
本殿 横から
御由緒
境内社 追来(おふき)神社
御祭神 多々美彦命 弘安6年(1284年)
国指定重要文化財
追来神社 御由緒
御神木
末社 日吉神社
末社 伊勢両大神宮
末社 稲荷神社鳥居
稲荷神社
稲田姫神社(旧名十禅師宮)
稲田姫神社 御由緒
八幡・蛭子神社、大国主神社
最新の限定御朱印情報が届く!
御朱印メルマガを受け取ろう
利用開始をもって利用規約・プライバシーポリシーに
同意したものとみなします。
ホトカミで困ったこと、不具合のご報告はこちらから
お問い合わせ
15
0