聖衆来迎寺のお参りの記録(1回目)
滋賀県比叡山坂本駅

一年に一度の寺宝公開に合わせて参詣。日吉大社や西教寺の近くながら、全く見逃していたが、これがまた…。規模は小さいながら、祭壇や仏像などの寺宝の素晴らしさといったら。内陣の柱や梁の装飾は珍しい図様もあり見ていて飽きない。花天井は鮮やかで美しい。
本殿では本尊・阿弥陀如来坐像、釈迦如来坐像、薬師如来坐像はそれぞれ制作年が違うと言うが、調和の取れた作りで威風堂々とした佇まい。
最澄作という地蔵菩薩像や、今回1番楽しみにしていた光背の透かし彫りが非常に美しい小ぶりの地蔵菩薩立像など見所満載だ。
客殿では国宝の絹本著色六道絵15幅のうち2幅が公開、他数々の仏像の他に襖絵にも狩野探幽の名前が…（だいぶ薄れてたけど）。
さすが近江の正倉院というだけのお寺。一年に一度のチャンスに参詣できて良かった