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かつらがわそくしょうみょうおういん

葛川息障明王院のお参りの記録(1回目)
滋賀県志賀駅

投稿日:2025年07月20日(日) 07時36分55秒
参拝:2025年7月吉日
滋賀県大津市 と言っても約4km北へ行くと高島市朽木(旧高島郡朽木村)、大津市の最北。鯖街道(国道367号線)沿いに在る葛川明王院を参拝しました。正式名称は、阿都山葛川寺息障明王院(だそうです。)。
天台宗で、本尊は千手観音、不動明王、毘沙門天の3尊で、3尊とも重文。
年に2日の開帳で、7/18の21時頃から行われる「太鼓回し」と勤行(お勤め)が終わった後と、7/19の20時からの勤行が終わった後に本堂内陣に入らせて頂いて本尊を拝する事ができます。
折角なので「太鼓回し」も見物しようと7/18に伺う積もりでしたが所用ができてしまったため7/19に伺いました。

比叡山の無動寺谷で修行をしていた相応和尚は、859年、より修行に適した霊地を目指してこの葛川の地を訪れ、この地の神様である思古淵明神に出会い「山中に清らかな滝があり、そこで修行を行えば不動明王を感得できる。」と告げられ、そのお告げに従い7日間の荒行を行い、「三の滝」で不動明王を感得した。相応和尚は喜びのあまり滝壺に飛び込み不動明王に抱きつくと、不思議な事に不動明王は1本の桂の大木に姿を変えた。相応和尚はその大木から不動明王像を刻み、この地に安置し、これが葛川明王院の始まりと伝わります。また、相応和尚はこの大木から葛川明王院の不動明王1躯だけでなく、複数の不動明王を彫り、無動寺谷の明王堂と伊崎寺に安置したと伝わります。

勤行が始まる20時前には到着必須であり、3連休初日のため道中混んでいると思い、早目に家を出たら思いのほか混んでおらず19時に到着。日没後の写真撮影では写真が暗くなるので早速撮影だけに行きました。撮影後一旦車に戻り、再度20時前に本堂へ行き、堂内下陣でスタンバイ。
20時に僧侶(行者)さんが入って来られて15分掛けて蝋燭・線香を付けて祭壇の準備完、それから総勢約30名の行者さんで勤行が始まりました。約45分で勤行が終わり、それから有難い事に阿闍梨(大阿闍梨の方ではありません)さんにより御加持がありました。
いよいよ内陣に入らせて頂いて3尊の拝観。須弥壇の両脇に制吒迦童子と矜羯羅童子、中央に3つの厨子。厨子は開扉されているものの、前に掛けられた幕は半開状態。塗香で身を清めてから3尊の直前で手を合わせましたが、う~ん、幕の隙間から拝しますが幕の陰になって良く見えません。勿体振らないで幕を全開して欲しいと思うのは私だけ?(ネットに有った3尊の写真と何か違う様な。) 仏様にお会いできたのでよしとしますかね。
21時を過ぎており納経時刻を過ぎていますので御朱印はまたの機会に頂く事として眠い目を擦りながら帰路に着きました。

葛川息障明王院(滋賀県)
葛川息障明王院(滋賀県)
三宝橋
葛川息障明王院(滋賀県)
葛川息障明王院(滋賀県)
政所の表門(重文)
門の先に納経所ですが、受付時間外のため御朱印は頂けません
葛川息障明王院(滋賀県)
葛川息障明王院(滋賀県)
弁財天、手水
葛川息障明王院(滋賀県)
護摩堂(重文)
葛川息障明王院(滋賀県)
庵室(重文)
参籠の行者が寝泊まりする所
葛川息障明王院(滋賀県)
本堂(重文)
葛川息障明王院(滋賀県)
葛川息障明王院(滋賀県)
不動明王、千手観音、毘沙門天(全て重文)
(ネットから転載)
葛川息障明王院(滋賀県)
一番右が奉納された参籠札

すてき

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