ぶじょうじ
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楽しみ方峰定寺のお参りの記録(1回目)
投稿日:2025年09月17日(水) 17時59分52秒
参拝:2025年9月吉日
今回は京都市左京区の寺院巡りです。
先ずは、花脊原地町に在る大悲山 峰定寺です。「ぶじょうじ」と読みます。
本山修験宗で、本尊は千手観音。
この本尊・千手観音坐像は重文、他に所蔵の釈迦如来立像、毘沙門天立像、不動明王及び二童子立像、金剛力士立像も重文です。
しかしながら、入山できるのは最近は5月3日、9月17日、11月3日の年に僅か3日。しかも雨天時は入山出来ないという結構なハードル。おまけにアクセスも厳しい。ここが京都市なの?と思ってしまう程の山奥。鞍馬から北へ行くのが一般的だと思いますが、私は鞍馬経由ですとかなりの遠回りになるので琵琶湖大橋を渡って大原から国道477号を進みますがこれが酷道。正直、林道。峠を2つ越えるし、最大斜度はなんと18%。所々ガードレールは無いわ、殆どスレ違いなんて不可能な道(国が管理している道というだけの事。国道という看板に騙される)。過去に1度走行した事があり、もう二度と走るものかと思っていましたが、今回走らざるを得ない状況になりました。
1154年に奈良の大峰山(おおみねさん)、熊野の山岳修験者である三瀧上人観空西念が創建。千手観音を石窟中に安置した事に始まる。同年、鳥羽上皇により勅願所となる。本堂、仁王門の造営は上皇勅命により、藤原通憲(信西)、平清盛が任命された。また不動明王立像、毘沙門天立像も奉納された。鎌倉時代頃から寺勢は衰え、江戸時代になり1676年に後西上皇の勅により、上皇の皇子である聖護院宮道祐親王が貴船成就院の元快に命じて、伽藍を再興。これにより聖護院の支配下となり、修験道練行の道場になったとの事です。
9月17日は入山出来る日との事ですが、難儀して4時間掛けて行ってみたら入山不可だったでは洒落にならないので、事前にTelして確認した所、「9/17は入山出来ます。但し、修験者が全国から来て護摩供が行われるので、9時~12時前くらいまで。」との事でしたので、自宅を早めに(6時前)出発しました。酷道477号線を走り、府道38号線(鞍馬街道)に入り北上すると橋の袂に「峰定寺」の看板(千手観音の大きな幟も立てられていた)があるT字路を曲がって川沿いに2kmほど進むと左側に「峰定寺駐車場」がありましたので停めさせて頂きました。(10数台駐車可、無料)
「峰定寺参道」と彫られた大きな石の横を進むと両側に料理屋、宿(美山荘)があります。老舗で高そう。その先に鉄製の門の様なゲート、峰定寺の境内だと思います。ゲートを抜けると仁王門、収蔵庫、本坊がありました。本坊の周りは修験者の方ばかり。先ずは拝観受付をせねばと本坊へ行って、「拝観受付と御朱印をお願いします。」と伝えると「今日は無料、写真は駄目、御朱印は書置きのみで良ければ300円。」との事で御朱印を頂きました。(ネットで調べると通常、入山料と収蔵庫拝観料のセットで2000円らしい)
先ずは収蔵庫を拝観。先に記載済みの文化財指定の仏像が全て安置してあります。高さ約2.7mの金剛力士立像を除いて、他の仏像の高さは大体50cm前後でガラスケースに納まっているのでガラス越しではありますが、近くから観る事が出来ます。どれも良くできた仏像でした。(無指定の地蔵菩薩立像も安置してありました。何か気になる像でした。)
収蔵庫を出て、本堂へ向かう事にしました。石段を15分程度上がると着くらしい。仁王門をくぐり石段を上がります。通常は飲み物とタオル以外は寺務所に預けるそうですが(スマホもカメラも)、修験者さんへの対応で一般参拝者に構っていられないのでしょうか、特に荷物を預ける事もなく仁王門をくぐりました。思いの外、斜度があるせいか結構しんどい。汗が流れ落ちます。何とか頑張って10分程で懸造りの本堂に到着。堂内にも入れましたので本尊は不在とわかっていましたが(収蔵庫に安置)手を合わせました。外廊下(濡れ縁)から眺めた景色は良く、風も少しあって気持ち良かったです。規則?に則って写真は撮らずに仁王門に戻りました。
彩燈大護摩供の護摩壇は橋を渡った先に設けてあり、警官や消防士が待機。お堂での護摩は何度も見ていますが、外での護摩は一度も見た事がないので見たかったのですが、正午くらいから修験者全員が本堂に上がり、下りてきてから護摩が始まるとの事で昼過ぎになってしまう。そうすると他の寺院を廻れなくなるため、後ろ髪を引かれる思いでこちらをあとにしました。(来た道を戻るのは気が重かった。)
先ずは、花脊原地町に在る大悲山 峰定寺です。「ぶじょうじ」と読みます。
本山修験宗で、本尊は千手観音。
この本尊・千手観音坐像は重文、他に所蔵の釈迦如来立像、毘沙門天立像、不動明王及び二童子立像、金剛力士立像も重文です。
しかしながら、入山できるのは最近は5月3日、9月17日、11月3日の年に僅か3日。しかも雨天時は入山出来ないという結構なハードル。おまけにアクセスも厳しい。ここが京都市なの?と思ってしまう程の山奥。鞍馬から北へ行くのが一般的だと思いますが、私は鞍馬経由ですとかなりの遠回りになるので琵琶湖大橋を渡って大原から国道477号を進みますがこれが酷道。正直、林道。峠を2つ越えるし、最大斜度はなんと18%。所々ガードレールは無いわ、殆どスレ違いなんて不可能な道(国が管理している道というだけの事。国道という看板に騙される)。過去に1度走行した事があり、もう二度と走るものかと思っていましたが、今回走らざるを得ない状況になりました。
1154年に奈良の大峰山(おおみねさん)、熊野の山岳修験者である三瀧上人観空西念が創建。千手観音を石窟中に安置した事に始まる。同年、鳥羽上皇により勅願所となる。本堂、仁王門の造営は上皇勅命により、藤原通憲(信西)、平清盛が任命された。また不動明王立像、毘沙門天立像も奉納された。鎌倉時代頃から寺勢は衰え、江戸時代になり1676年に後西上皇の勅により、上皇の皇子である聖護院宮道祐親王が貴船成就院の元快に命じて、伽藍を再興。これにより聖護院の支配下となり、修験道練行の道場になったとの事です。
9月17日は入山出来る日との事ですが、難儀して4時間掛けて行ってみたら入山不可だったでは洒落にならないので、事前にTelして確認した所、「9/17は入山出来ます。但し、修験者が全国から来て護摩供が行われるので、9時~12時前くらいまで。」との事でしたので、自宅を早めに(6時前)出発しました。酷道477号線を走り、府道38号線(鞍馬街道)に入り北上すると橋の袂に「峰定寺」の看板(千手観音の大きな幟も立てられていた)があるT字路を曲がって川沿いに2kmほど進むと左側に「峰定寺駐車場」がありましたので停めさせて頂きました。(10数台駐車可、無料)
「峰定寺参道」と彫られた大きな石の横を進むと両側に料理屋、宿(美山荘)があります。老舗で高そう。その先に鉄製の門の様なゲート、峰定寺の境内だと思います。ゲートを抜けると仁王門、収蔵庫、本坊がありました。本坊の周りは修験者の方ばかり。先ずは拝観受付をせねばと本坊へ行って、「拝観受付と御朱印をお願いします。」と伝えると「今日は無料、写真は駄目、御朱印は書置きのみで良ければ300円。」との事で御朱印を頂きました。(ネットで調べると通常、入山料と収蔵庫拝観料のセットで2000円らしい)
先ずは収蔵庫を拝観。先に記載済みの文化財指定の仏像が全て安置してあります。高さ約2.7mの金剛力士立像を除いて、他の仏像の高さは大体50cm前後でガラスケースに納まっているのでガラス越しではありますが、近くから観る事が出来ます。どれも良くできた仏像でした。(無指定の地蔵菩薩立像も安置してありました。何か気になる像でした。)
収蔵庫を出て、本堂へ向かう事にしました。石段を15分程度上がると着くらしい。仁王門をくぐり石段を上がります。通常は飲み物とタオル以外は寺務所に預けるそうですが(スマホもカメラも)、修験者さんへの対応で一般参拝者に構っていられないのでしょうか、特に荷物を預ける事もなく仁王門をくぐりました。思いの外、斜度があるせいか結構しんどい。汗が流れ落ちます。何とか頑張って10分程で懸造りの本堂に到着。堂内にも入れましたので本尊は不在とわかっていましたが(収蔵庫に安置)手を合わせました。外廊下(濡れ縁)から眺めた景色は良く、風も少しあって気持ち良かったです。規則?に則って写真は撮らずに仁王門に戻りました。
彩燈大護摩供の護摩壇は橋を渡った先に設けてあり、警官や消防士が待機。お堂での護摩は何度も見ていますが、外での護摩は一度も見た事がないので見たかったのですが、正午くらいから修験者全員が本堂に上がり、下りてきてから護摩が始まるとの事で昼過ぎになってしまう。そうすると他の寺院を廻れなくなるため、後ろ髪を引かれる思いでこちらをあとにしました。(来た道を戻るのは気が重かった。)
すてき
投稿者のプロフィール

nomuten1385投稿
仏像の造形美に惹かれて、主に寺院に参拝しております。 御朱印収集はしておりませんが、あれば頂戴します。但し、お洒落な、手の込んだ限定御朱印などは余り頂戴しませんので悪しからずです。(限定御朱印は...もっと読む
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