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天台宗

福林寺のお参りの記録一覧
滋賀県 堅田駅

nomuten
2022年11月07日(月)
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滋賀県寺院巡りの2寺目は、守山市に在る大慈山 福林寺です。今回の寺院巡りの最後となります。(今回は延暦寺の3塔を巡ったので、他寺院を巡る時間が余りありませんでした。)
天台宗で、本尊は秘仏・十一面観音。
この十一面観音立像は重文です。
本尊は秘仏のため年に1回の開帳です。(過去は33年に1度の開帳だった。)この本尊を拝観するには、10月初旬に寺院へFAXにて開帳日を問合せすると数日後に寺院からFAXにて開帳日の連絡が届きます。今年は11月6日(日)でした。(檀家さんにお聞きした所、決まった日はないが、大体11月初旬との事でした。)よって本日滋賀県の寺院巡りをした次第です。

平安時代の初め頃に、最澄が根本中堂建立のための用材を甲賀の山に求めに来た際、三上山の麓に瑞光を見られ、そこで得られた霊木で一刀三礼にて刻んだ十一面観音を本尊として開創したと伝わります。隆盛期には七堂伽藍を有する大寺院でしたが、戦国時代の兵火により本尊を運び出し、現在地に再興したとの事です。

本堂横の客殿?にて拝観受付。拝観料(500円)を納めてから本堂へ。本堂須弥壇の観音さんは真新しいからどうも違う。左側の脇間には地蔵菩薩立像。右奥から檀家さんが来られたので、そちらへ行ってみると須弥壇の真裏に収蔵庫があり、そこに重文の十一面観音立像が安置されていました。
高さ約162cm、平安時代の作。ふくよかなお顔で、体のラインが優しいです。彩色は奈良・大和郡山市の額安寺の十一面観音に似ている様な。一般的には腰を左に捻っていますが、こちらのは右に捻っています。
作家の井上靖は、作品「星と祭り」の中で「顔は豊で麗しい。仏さまと云うより天平時代の貴人でもそこに立っている感じを受ける。」と書いているそうです。
本堂右手前には2つの石造宝塔、鎌倉時代の制作で重文。鎌倉時代の武将の佐々木高綱が父母の菩提を弔い、経筒を塔身に納め建立したものです。
最後に御朱印を頂き、帰路に着きました。

福林寺の御朱印

御朱印

福林寺(滋賀県)

山門

福林寺の本殿

本堂

福林寺(滋賀県)
福林寺の仏像

本尊・十一面観音立像(ネットから転載)

福林寺(滋賀県)

飾られていた写真を撮影

福林寺の仏像
福林寺の塔

石造宝塔

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