みしまじんじゃいずじんじゃごうでん
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愛染堂と隣り合わせに立つ神社。
なぜか熊谷から行田にかけて多い合殿形式の神社の一つです。
祭神は現在は恵比寿と加具土ですが、元は天明の大飢饉に際して恵比寿と大黒を祀ったもので、今でも豊作の神として篤く信仰されてるとのこと。
下川上村鎮守。
上川上村鎮守の伊弉諾神社と比べるとかなりささやかな神社ですが、調べてみたところその理由と思われる興味深い伝承がありました。
明治5年、神社合祀令により、この神社にも近隣の字中内出の熊野神社と、字御嶽の八坂神社が合祀されることになったのですが・・・
(たぶんこの熊野神社が、伊弉諾神社のところに出てきた熊野三社権現の一社かと)
直後から村に病気が流行るなど災いが起こり、拝んだところ「神様が元の場所から動かないからだ」という託宣が下り、両社ともそれぞれの廓に戻されたそうです。
なにそれ怖い((( ;゚Д゚)))
ちなみに「廓」というのはこの辺り独特の行政単位らしく、村よりさらに小さい集落とか町内規模の結びつきで、この辺りでは廓ごとに鎮守を持っていたためやたらと神社が多いのだとか。
なるほど・・・合殿形式の神社が多いのも、狭い地域に比較的大きな神社が多いのも、各廓ごとに「オラの廓の神様が一番だ!」と譲り合わず、他の地域と違って一つの神社を代表として合祀されたがらなかったからか・・・
そりゃこんだけ地元愛熱い人々に信仰されてれば、合祀令に抗って災い起こすくらい神様も力を持ちますねw
やはりこの辺はある種のパワースポット、神様が生きづいてる土地だと思います( ̄▽ ̄)
指定村社
この神社に合祀されたがらなかった神様がいる歴史を知ると、わざわざ「指定」と付いてるのも意味深に思えてくる
鳥居
額にも二つ名前が併記
社殿
光を取り入れない構造で、社殿内はほぼ真っ暗でした
窓が全て赤なのもいろいろ想像を掻き立てられる
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