天鷲盛福寺（天鷲寺）のお参りの記録一覧

大阪府 四天王寺前夕陽ケ丘駅

こちらも通りすがりのご挨拶^ ^
特徴的な外観で、大通りを挟んで全体像を撮らせていただきました^ ^

今から１２００年の昔、平安時代延暦２４年（８０５年）７月に天台宗宗祖『傳教大師最澄』によって開創されたこのお寺は『傳教大師入唐求法帰朝記念のお寺』としてその由緒と格式を現在に伝えている。

四天王寺前夕陽ケ丘駅すぐにある寺院で由緒書きがあるなと何気に見ていると天台宗大阪最古の名刹にして天台佛法の中心道場たる格式を伝うとのことで、伝教大師が唐から帰国後、釈迦・彌陀・薬師三尊を本尊とする天鷲盛福寺を創建とのこと。最長39歳なりとあるので805年（延暦24年）、つまり806年の天台宗開宗の年に先立つ寺院ということになる。大阪の陣で消失するなど度々戦火に巻き込まれているが江戸初期に天海大僧正が住職を務めるなどやはり格式が高い寺院であったことは間違いない。残念なことに大阪大空襲で全焼した。戦後50年をかけて復興したとある。
お参りできるなら是非ともお伺いしたい寺院です😊

四天王寺からぶらぶら散策。

記録。

柴田勝家と、その妻で織田信長の妹・お市の方の供養塔です。まず北ノ庄城や賤ヶ岳の戦いを連想するところですが、実は大阪にあります。摩耗していて読みにくいですが、向かって右側の石碑部分に2人が自害したとされる天正11年4月24日の日付や、それぞれの戒名である「摧鬼院殿（前越州太守従五位下）台岳還道大居士」と「自性院微妙浄法大姉」がはっきりと刻まれていますね。

　娘の淀殿が建立し、大坂の陣後に荒廃していたのを子孫が復興したものだとか。鬼柴田と戦国一の美女は、四天王寺前夕陽ヶ丘駅の裏にある天鷲寺墓地に静かに眠っています。