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にちらじ|臨済正宗

日羅寺の御由緒・歴史
大阪府 八尾南駅

ご由緒

物部守屋が篭った稲城の跡に建てられました。名の由来は、「日羅上人」とも「日羅将軍」とも言われる百済生まれの倭人で、大伴金村大連に随伴して百済に渡った火葦北阿利斯登の子です。後に百済の都城の治安守護にあたる将軍となり、文武両道に秀で信仰心厚く仏教への造詣の深い人物です。西暦583年、敏達天皇勅令により帰国した日羅の為に、この地に我が国最古の寺院の一つとして日羅寺は建立されました。
明治の廃仏毀釈の中、樟本神社分社を境内にお迎えすることで残されました。聖徳太子は病に苦しむ善男善女の病平癒を願い、四天王寺に病気治癒所、薬草園をお造りになり、自らは薬師如来立像を彫られ、ここ日羅寺本堂に安置されたとの伝承があります。

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