西光寺のお参りの記録(1回目)
大阪府八尾南駅

私は京都の寺で生まれ育ちました。
大学に行く気は無かったのですが、当寺関係の短大に行きました。そんな状態だったので引きこもりました。派遣やアルバイトをしながら相撲をしていました。
25歳で同じ大学に編入しました。当然自分の意思ではありません。そこで大阪のお寺の女性と出会いました。心が鳴り響きました、この人と一緒に生きていくなら過去の（特に高等学校卒業後）自分をすべて受け入れる事が出来るかも知れない。
しかし、卒業後思いを伝えたら、残念ながらこの女性は人と付き合う事が出来ない人でした。

その後5年間一歩も外に出ず引きこもり。
そんなある日、学科は違うがあの学校の1学年上（即ち年は4年下）の何度か交流した事のある女性から連絡があり、それがきっかけとなり小学校教員になりました。今は一児をもうけ幸せに暮らしています。
ただ、私は大阪の女性に命を懸けていましたので、彼女と会えないなら過去の自分を受け入れる事は出来ない。
もう二度とあんな学校の門をくぐりたくありません。子供たちや保護者他の先生小中高の連れにも高卒で通信で免許を取って教師になったと言ってます。卒業を取り消して心を入れ替えて頑張ってます。
大学に行く気がなかったと言う気持ちは20年変わりません。彼女もそんな気持ちをわかってくれ、3人で生活しています。家族とは絶縁状態であります。

過去に遡ってまで自分のやりたい事を貫く、そんな自分を誇りに思いながら教え子たちと楽しく過ごしています。