上越市の無形民俗文化財に指定されている江野神社の祇園祭。
毎年7月7日に御輿渡御と山車の巡行を行って、日付が変わった14日の深夜に還御しますが、新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、今年も残念ながら縮小で実施し、御輿渡御(境内だけは渡御)と山車の巡行は中止となりました。
ただし、名立地区公民館を会場に各町内の山車飾りを7月3日(日)から17日(日)まで展示します。普通は近くで見られない飾りを近くで見られるまたとない機会です。
また、10日の中日は江野神社の拝殿と参道を中心に子ども向けの縁日的な催しを町内若連有志で企画しています。参拝しながらお楽しみください。
■江野神社祇園祭について
祇園祭は、谷口にあった牛頭天王社(江野神社支配社領)の天王川原で行われてきたが、江戸時代の元禄年間から享保年間に至る間に牛頭天王社を江野神社に合祀し現在に至っています。町内巡幸の山車は、新町(二台)、新井町、横町、仲町、川端地区。
7月7日祇園祭の発輿祭神社にて
変わった形ですが、これが各町内の山車
1741年に制作された御輿
7月13日夜の御旅所前での里神楽の奉納