佐渡島の金山が世界遺産に認定されました。おめでとうございます。記念した切り絵と金の箔押し御朱印を3000枚限定で明日7月28日日曜日より授与致します。御朱印料1000円です。先日、白山丸という北前船のニュースがありました。
白山神社と佐渡金山はつながりがあります。新潟湊は戦国時代には上杉謙信が。江戸時代には堀直寄・牧野忠成が支配と共に物資の運搬で財力を蓄えながら、新潟町発展の原動力となっていました。慶長6年(1601)世界に誇る質と量の金を産出する佐渡金山が開山されると慶長8年(1603)には徳川幕府の直轄地として天領として佐渡奉行所が置かれ、江戸幕府300年を支えることとなります。
佐渡から江戸へ至る金の運搬ルートは3つありました。佐渡小木湊から白山神社へとつながる新潟湊を経由する会津ルートも重要な役割を果たしていました。重要港湾として賑わう新潟町で白山神社は港の守護神、商売繁盛の神様として崇められていました。
新潟の総鎮守として一千有余年の歴史を有し、「白山さま」の愛称で親しまれています。ご祭神「くくりひめ」の「くく」とは人々の願いを聞き入れて下さる神様、糸をくくり整えるように男女の仲を取り持つ神様として、全国的にも縁結びの神様として有名であります。「結ぶ」御力に優れており、家族との絆を結ぶ「家内安全」、志望校との縁を結ぶ「受験合格」、良い取引、仕事に恵まれ結ばれる「商売繁昌」などのご利益があげられます。みなさまにいいご縁がありますように。