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宇陀市にある安産寺に行ってきました。
地元の方が管理をされている、無宗派、無住のお寺です。
ご本尊は国の重要文化財に指定されている元国宝の子安地蔵菩薩です。近くの宇陀川を流れて来たのを村人が引き上げ、正福寺に祀ろうと運んだところ、現在の場所でどうしても動かすことができなくなり、仏の意志と考えてここにお堂を作り祀ったと言われています。その後、近代初期に廃寺となった正福寺の仏像もあわせて祀ることになり、安産寺としました。
地蔵菩薩像は、もとは室生寺にあったのではないかと言われています。室生寺金堂の伝釈迦如来像と衣文の様子など様式や構造が似ています。金堂の地蔵菩薩像は光背と高さが合わず、子安地蔵菩薩に合わせてみたらピッタリだったそうです。東京国立博物館で行われた展覧会に子安地蔵が出展された際には、室生寺にある後背がつけられて展示されました。
子安地蔵菩薩の開扉日に合わせて訪ねました。お寺は地域の集会所も兼ねているので、地域の方が数人集まって談笑されています。
冷たいお茶とお菓子のご接待までしてくださいました。
子安地蔵菩薩像についてのビデオを見た後に、地域の方が収蔵庫に案内してくれます。
すぐ近くから360度拝見する事ができました。
地蔵菩薩は半眼なのですが、電気を消して薄暗い状態にすると目が開いている様に大きく見えます。
見る角度でも全く違ったお顔になる魅力的な仏像でした。
一度は博物館に収蔵された地蔵菩薩ですが、地域の方の要望で地元に戻ったそうです。
残念ながら堂内は撮影禁止の為、お写真はありません。




開扉日以外でも、管理されている方と都合が合えば拝観できます。


子安地蔵菩薩の収蔵庫

観音堂


右側が八柱神社


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