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くるくるきよせん
くるくるきよせん
2024年07月01日(月)
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奈良県桜井市にある長谷寺の境内社です。
本殿手前の斜面に 馬頭夫人宮・八幡宮・住吉宮の三社が並んでいます。
馬頭夫人宮には 長谷寺と縁のある言い伝えがありますので 馬頭夫人宮の由緒について調べてみました。

由緒を調べてみると(一部割愛)
陽成(ようぜい)天皇の御代(八七六〜八八四) 大唐国に王がおり 名を僖宗(きそう)皇帝といった。
皇帝には后が多くおられるが その中の第四の后に馬頭夫人(めずぶにん)がいた。
夫人(ぶにん)は顔が長く 鼻の形はすこぶる馬に似ていた。
けれども 夫人は情が深く 奥ゆかしい様子であったので 王は優美に思い 他の后に心を移すことのないほどの寵愛(ちょうあい)を受けた。
しかし 他の数多くのお后方は馬頭夫人を妬み なんとかして王の前で夫人に不十分なところを見せ 仲を裂いてしまいたいと考えた。
そこで花の盛りの明るい日中に宴(うたげ)を催し 夫人の顔を王によく見てもらおうと計略した。
花が盛りを迎えるまで十五日しかなく 馬頭夫人はなんとかして王に不十分なところを見せることなく 宴を終えたいと思い医師に相談をした。
すると医師は生まれつきの容貌を薬で治療することはできないので 修行を積み 道理に明るい素神という仙人がその願いを満たせてくれると言った。
そこで 密かに仙人を召して願いを伝えると仙人は 「これは仙術の及ぶところではなく神仏に祈るべきですと答え 殊に威厳が優れた仏として日本国においでになる長谷寺の観音様が極位の菩薩である。東方に向かい はるか遠くから悲願を念じ 香華(こうげ)を備えて 祈願なさいませ。」
と言った。
馬頭夫人は教えに従い道場をもうけ 真心をこめて祈願した。
七日七夜を経た暁 夢とも現実ともなく 東方から霊妙不可思議な様子の貴い僧が現れた。
香染の袈裟を纏い 紫雲に乗り 手に良い香りのする瓶水(びょうすい)を持って来て顔に注いでくれたように思い 鏡で顔を見てみると端正で威厳のある 女性らしい顔立ちに変わっていた。
それから例の宴席では人々はこぞって馬頭夫人を賞美し 憎み妬んでいた后も言葉に出来ないほどの美しい夫人の様子を見て かえって仲睦まじい付き合いをするようになった。
そして王の寵愛はますます深いものとなった。
これは長谷寺の観音様のおかげであると喜び 海辺から種々の宝物を入れた小舟を海に浮かべた。
その小舟は播磨国明石の浦に着いて 仔細(しさい)あって無事長谷寺にもたらされた。
長谷寺は神名帳(じんみょうちょう)に名を入れ 鐘楼堂の東に社を造って馬頭夫人を祀った。
とありました。

馬頭夫人宮(奈良県)
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名称馬頭夫人宮

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