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長谷寺ではいただけません
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はせでら

長谷寺のお参りの記録(2回目)
奈良県長谷寺駅

投稿日:2024年05月22日(水)
参拝:2024年5月吉日
【能阿弥さんは、茶道・華道・和歌・絵画など、
 「日本文化」の礎を築いた総合プロデューサー】

今日は、真言宗豊山派総本山であり、源氏物語にも登場する奈良の長谷寺へ1年ぶりの参拝。

武者小路千家第15代家元後嗣である千宗屋さんが代表をつとめ、長谷寺で最期に亡くなられた能阿弥さんをたたえるお茶会に参加しました。

感動しました!

これまで能阿弥さんの存在はもちろん存じ上げていましたが、
現代の我々がいわゆる「日本文化」と思っている、茶道・華道・和歌・絵画などに大きな影響を与えた、日本文化総合プロデューサーとしての能阿弥さんは知りませんでした。

能阿弥さんは、75歳で最期は長谷寺で亡くなったことが、
550年前の興福寺のお坊さんの日記に残っています。

そして最期に描かれたのが、この「蓮図」です。

水墨画は基本的に漢詩が添えられていますが、
和歌が詠まれています。中国から入ってきた水墨画に、日本の和歌が詠まれているのは珍しいです。

同じく室町時代の村田珠光さんが、「茶道では、和漢のさかいをまぎらかすことが大事だよ」と仰っていますが、この蓮図こそ、です。

また、私は辞世の句マニアです。
辞世の句に、その人の生き様が表れるからです。

起業していちばん初めの中心事業は、真田幸村や石田三成の辞世の句をしたためたふんどしを売っていたほどです。
(即完売でしたが、他人の褌で相撲を取っては未来がないと思い、紆余曲折あり、ホトカミを始めました。)

というなか、日本文化の総合プロデューサーたる能阿弥さんが最期に描かれた、残した「蓮図」には、本当に感動しました。

また、千宗屋さんが本当に能阿弥さんのことをリスペクトされていて、その功績を現代の人々、そして、未来の人たちに伝えていきたいという熱い想いが伝わってきたことも感動しました。

献茶式での能阿弥さんを讃えるお話も、お茶室での蓮図の解説も、感動して鳥肌が立ったほどです。

ご挨拶させていただいたところ、ホトカミのことも知って下さっていました。

最後に、最近は神主さんお坊さんに限らず、いろんな道のプロの方とお会いしたり、お話する機会が増えました。

私はIT企業の経営者なので、文化の道では、なんでもない素人です。

しかし、自分が良いな!面白い!と思った文化や歴史を伝えたい、体験して欲しいというのが、事業を考える際の根底にあります。

論語に「これを知る者はこれを好む者に如かず。これを好む者はこれを楽しむ者に如かず」という一説があります。

いまは、好む者ではあるけど、楽しむ者には如かず、といったところ。
いや、もっと楽しむ者になるための努力をしようと思いました。

楽しむためには、より能動的である必要があり、そのためにはスキルや知識が必要で、身につけるための努力をする。

その方が、より良い事業が生み出せる気がしました。

能阿弥さんに想いを馳せていたら、意識が高まってきた。笑

お誘いくださった、清水焼・陶あんの女将さん、本当にありがとうございました。

#長谷寺
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長谷寺(奈良県)
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すてき

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