きんぷせんじ|金峯山修験本宗|国軸山
金峯山寺のお参りの記録一覧(6ページ目)
下千本、中千本の桜満開時期で吉野駅に8時に到着したもののすでにバス乗り場には長蛇の列でしたが30分位の待ち時間で乗車することができ中千本まで直行。その後のんびり歩きながら花見しつつ金峯山寺を目指しました。拝観にも長蛇の列を覚悟していましたが、スムーズにお参りすることができました。ご本尊金剛蔵王権現3体のご開帳・・・2人用のブースの中に入りすぐ目の前で圧巻で力強いお姿にも温かみを感じることができました。
また、奥殿本地堂では地獄絵図(書家・芸術家 紫舟)が展示されていて思わず吸い込まれるように見入ってしまいました。10月に地獄絵図を燃やしてこの世の地獄を消し去るそうです。
御朱印は桜の切り絵の御朱印をいただきました。繊細でとてもステキです。そして、桜はもちろんですが、青紅葉もまた美しく青空に映えていました。
#金峯山寺
ご本尊は蔵王権現。
#金剛蔵王大権現
真言は「オン バサラクシャ アランジャウン ソワカ」、種子はウン。
たいがい、真言の中のバサラやバザラは梵語のヴァジュラの訛り。ダイヤモンドのような非常に硬いものや、密教の法具にもなっている雷の力を宿した投げ矢のことだ。
アランジャはおおむねラージャ。王のこと。
というので僕は、蔵王権現の真言のうち、「バサラクシャ アランジャ」で金剛蔵王を意味し、ウンは彼の種子なのかと思った。
真言にとって意味が全く重要でないことは知っている。そもそも意味をなさない単語の羅列みたいな文句だってあるし、まして蔵王権現は日本で初めて出現した仏様。梵語で意味の通る真言である方がビックリだ。
結論から言うと外れ。
日本の密教カードというオラクルカードの解説書によれば、金剛蔵王は金剛界マンダラと胎蔵マンダラを意味するらしい。胎蔵マンダラやお地蔵さまに含まれる蔵とは、梵語だとガルバ。虚空蔵菩薩の真言に出てくる、ギャラバのことだ。
ところで、金剛界マンダラに金剛猪頭天という仏様がいる。歓喜天を首領とする、ビナヤキャと総称される集団の1尊。時々、ウスサマ明王の足元で怒り飛ばされているのが彼。梵語でヴァジュラーンクシャと言い、真言は「オン バザロウクシャ ソワカ」。
バサラクシャと少し似ている気もするが、これ以上のことは知らない。
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