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御霊神社・落杣神社のお参りの記録(1回目)
奈良県大和二見駅

投稿日:2026年05月29日(金) 22時59分28秒
参拝:2026年5月吉日
大和国宇智郡の式内社です。社名の「杣」とは元来かつての権力者が自身の邸宅の建築用材を用立てるために所有した山林のことを指しており、当社もその鎮座地からその由来に近い神社であったと思われます。
現在は五條市に点在する御霊神社の分社の一つとされています。
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《表参道》
右手には龍田大社の御祭神を祀る末社、左手に駐車場があります。
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《由緒書き》
五條市内の御霊神社は霊安寺町にある同名社を本宮としており、当地を治めていた豪族である牧野氏と吉原氏の間で論争が起こったことで土地が分割され、その度に当時霊安寺にあった御霊神社から宮分けを行っていき、現在では22の同名社があります。
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《鳥居》
額束には落杣神社と御霊宮大明神とそれぞれ書かれた扁額があります。
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《手水舎》
蛇口を捻ると水が出ます。洗ひつるここも…(略)
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《拝殿》
当社に御霊神社が祀られたのは、上述の牧野氏と吉原氏の対立によって村々が分裂していき、独立するたびに宮分けが行われ、当地の阪合部郷にも御霊神社が宮分けされることになりました。その際御分霊を乗せた馬がこの黒駒の里を通りかかった時に馬が立ち止まって動かなくなってしまいます。村人たちは御霊さんがこの土地を気に入ったと考え、落杣神社の境内に祀ったとされています。
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《拝殿上の扁額》🙏
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《本殿と末社群》
本殿はこの辺りでは数少ない流造で、江戸時代の元禄文化のようなカラフルな色使いの意匠が施されており、現在は県指定文化財になっています。
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《末社群②》
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《お手洗い》
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《末社群③》
御霊神社・落杣神社(奈良県)
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《黒駒古墳》
境内の右手奥の階段を降りていくとその途中にあります。
御霊神社・落杣神社(奈良県)
《磐境神社》
👁チェックポイント‼️
現在この後ろ側にある巨石を祀る小社が建てられていますが、元からこの地に鎮座している落杣神社は本来こちらの巨石を祀っていたとされ、磐座信仰の神社だったようです。
当地には阪合部連という豪族が治めており、海上安全・農耕・勝負・そして木の神さまとして崇敬されていたとされています。
ちなみにこの阪合部連も職人一族(品部)なのですが、この方々の職掌は…「境界の画定」なんだそうです。かっこええ…

すてき

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